The Green Hills of Earth
今日は台風が近付いているからか、不思議な天気でした。
大阪で今年6月に離婚調停を申し立てた夫婦の「妻」が替え玉だったようです。 「知らない内に離婚させられていた」と、調停取り消しを求めて大阪家裁に再審を請求したとのことです。 今現在、それが本当の夫婦かどうかは、戸籍謄本や生年月日などでしか本人確認をしないため、悪意をもってごまかそうとすれば、それを見抜けない可能性も高いみたいですね。公文書の取り扱いにサインではなく印鑑が必要だったり、本人の確認が丸暗記できる程度の内容だったりでは、本当にこれからどんな事が怒るか分かったものじゃありませんね。以前も自分の土地を勝手に車庫飛ばしに使われていた(車のディーラー(ニュースになったのはトヨタ)が、その土地で車庫証明を勝手に取って客に渡していた。地主が車を買おうとして発覚)なんて事がありましたよね。戸籍謄本なども、勝手に委任状を書くことでいくらでも第三者が閲覧できてしまいますし、これはまずいんじゃないのかと思う事が多いと思われます。今までの日本は性善説を建前に成り立っていたのですが、そろそろそれは通用しない住みにくい世の中になってきたと言う事ではないでしょうか。 今回は「夫」が替え玉の「妻」を用意し、「妻」の現住所をその替え玉の所にしたため、裁判所からの通知などはそこに送られ、二人で調停に出て、円満に離婚を成立させていたようですね。普通に離婚したら、慰謝料だの出費が嵩むのでしょうけれど、替え玉が自分の有利なように調停に応じてくれたら、確かに安上がりかもしれません。しかし、「もう、お前とは離婚が成立したから」って言われて素直に納得する人は少ないでしょうね。すぐに再審請求されて、そのときには何かしらの罪になるとは思わなかったのでしょうか。浅はかな思慮のない行動だったと思われます....どうも「公正証書原本不実記載」などの罪になるらしいですね。 それにしても、こんなせこい手を使って離婚をしようとした奴と、離婚不成立の審査を請求するのは正解ですかね。いや、無効にして改めて慰謝料等をたっぷりと請求し三行半をたたきつけるのが正解かと思いますが、果たしてどうなんでしょうね。人と人の関係ははたからでは分かりませんからね.... リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |