The Green Hills of Earth
服飾デザイナーさんを見ていると、「天は二物を与えず」という言葉に思わず納得しちゃうことが多いです。
毎日ジムに通って少しずつ体を動かしているのですが、機器を使い始めるときに、その効能やセットの仕方の説明を受けたはずなのですが、しばらく惰性で使っている内に正しいやり方を忘れてしまっているものがあったようです。 機器に設定してる負荷(錘や空気圧)が軽いのではないかとインストラクタに相談をしたら、そのフォームをチェックされ、使い方が正しくないことを指摘されて判明したんです。 それは本当に些細な違いです。椅子の背もたれの位置が前過ぎて、膝に無駄な力が入る形になっていたり、負荷をかけて足を曲げる運動で、そこから先に曲げて初めて効果がでるのに、その手前で運動を止めていたり....とにかく数cm。そんな些細な設定の差で体に掛かる負担は何倍にも違ってきますし、本来負荷が掛かるべき場所に正しく掛からなくなったりもします。 改めて使い方を確認して、正しいやり方で運動をしたら、昨日までは「そろそろこの負荷にも慣れてきたよ」と思っていたのに、また筋肉がプルプル震えて、「もうこんな辛いのやりたくない」と泣きが入りそうな運動に逆戻りしてしまいました。 使い方を謝ると、本来の働きができない。 深いですね。ふとそう思いました。 リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。 COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010 |