The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年05月27日(木) ニュースから(5月26日) / テレビ通販

昨日500件と書いた「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」などへの批判メールや電話が1200件を超えたそうです。

繰り返しですが、同会では先に首相の努力へのお礼を述べた後、自分たちの問題については未解決ではないかと、お二方の子供たちが戻ったことで「一段落」とされてしまうことを恐れた結果として批判をした言葉「だけ」が報道されてしまった結果が批判につながっているとの事です。
皆さん、冷静になりましょうね。本当繰り返ししかできませんが、日本の報道は間違えています。報道とゴシップと区別をしましょう。そして報道に対しては、もっと公正な立場での報道をする筋道を作るべきです。
同会の主張が正しいのであれば、今回のように全体の中から一部分だけを抜き出して誤解を与えたと謝罪するべきはマスコミ各社ではないのでしょうか。



三菱ふそうトラック・バスから国土交通省へ1992年以降の欠陥問題について報告が成されました。それによると、67件のクラッチ系統の破損があり、その中で死傷・火災事故が6件、自車または後続車の物損事故が15件あったとの事です。

もし、三菱が正しく対応をしていれば、この大半の事故は未然に防げていたでしょう。また、多分この数値は氷山の一角だと思います。実際には欠陥と疑いもせず、単純に部品を交換しておしまいになったものがこの数値の何倍もあるのではないかと思うのです。
自動車教習所などでは「アクティブセーフティ」と「パッシブセーフティ」という言葉を習うと思います。「自身が気をつけて交通事故を起こさないようにすること」と「事故をもらわないよう予測して運転をすること」をさしている訳ですが、自分がいくら気をつけていても、周囲の状況が突然変化をして事故につながってしまうことがある訳です。理屈の上からいえば、どんな突発的なことが起こっても、それを予測しておけば事故は防げるはずだし、防げるように車間などをとって運転することが義務付けられています。しかし、本当に「どんな突発事故も未然に防げるだけの安全マージン」を考えるなら、できれば三菱の自動車すべてに対して「走行禁止」を決めてほしいですね。
そこを走っている車からいつタイヤが外れて転がってくるか、プロペラシャフトが外れて転がってくるか、そんなことまで心配していたら道路なんか走れなくなっちゃいますよね。
実際に「三菱の車は走行禁止」なんてできるはずもないですが、それくらい重大なことなんだと分かっているはずなのに、どうして疎かにできたのかふしぎですねぇ。

明日は車で客先に出かけるんですけれど、三菱の車には要注意です。



受精卵診断をしたとして日本産婦人科学会を除名された神戸市の病院院長が、同学会などを相手取り、診断規制の無効を求める訴訟を起こしたそうです。
院長の話として、自分が診断を行った患者は遺伝性疾患や習慣性流産で悩んでおり、憲法の「幸福追求権」を楯に医療行為を選択する権利、子供を生む権利を侵害しているという主張をしているらしいです。

皆様におかれましてはどうお考えでしょうか。私が裁判員なら訴えを却下します。
院長としては、子供がほしいのにできない人に対して行っているのだという主張なのでしょう。何歩か譲って、この院長にはそれを判断するだけの高いモラルがあるとしましょう。しかし、その訴えに従ってそれを合法にするということは、そこまで高いモラルを持たない人まで合法的にそれを適用できることになります。みながそれを勝手気ままに運用し始めたらどうなるのですか。産み分けは認められるのでしょうか。

子供を生む権利とはなんでしょう? 大人になれば(時には大人じゃなくても)子供を作ることは可能です。ただ体質やさまざまな条件で子供ができにくい人もいらっしゃるでしょう。その人たちも子供がほしいと熱望する気持ちは分かります。どうにかしてあげたいという気持ちも分かる部分があります。では、例えば、子宮ガンで至急を摘出した女性の「子供を生む権利」はどこへ行くのですか。女性だからといって「子供を生む権利」がすべての女性に備わっている訳ではありません。体が弱くて泣く泣く出産を諦める方もいらっしゃるでしょう。子供を生むことは権利ではありません。絶対に。(そして義務でもありませんね。)
いつかそれがナンセンスとなるときがくるのかもしれませんが、少なくとも私はまだそのときではないと思います。子供ができるかどうかを人の手に委ねるのではなく、コウノトリでもキャベツ畑でも良いですから、神様が運んでくるのを待つことに賛成します。

因みに、私ももともとは保父になりたかったくらい子供が好きです。しかし私には子供を持つ機会に恵まれませんでした。
時々産婦人科病院から子供を連れ去る事件があります。その犯人の気持ちが分かる気もします。町を歩くと子供をつれた夫婦と出会います。切なくなるくらいうらやましく思います。おなかの大きな女性、大事に付き添う男性。ともてうらやましい光景です。そう思いますが、決して自分に叶わなかったからという理由ではなく、たとえ自分がそうであっても、人為的にという事、産み分けるということに対しては断固反対だし、医師という人の命を預かる職業に関してモラルは高すぎて悪いことはないです。

この院長の、患者を助けたいという気持ちは分かります。が、それはミクロ的な狭い視野での意見でしかなく、広い視野をもって考えた場合、許されざる意見であると私は信じます。



広島県尾道市でパラグライダーが高圧送電線に引っかかるという事故がありました。
パラグライダーは今回初めて単独で飛んだという女性が操縦していたようです。ヘリコプターを使って消防署のレスキューが救助をしたようです。テレビで映像を見ましたが、意やすごいですね。鮮やかに救出しておりましたよ。消防のレスキューがこれだけやれちゃうと自衛隊の存在価値薄くなっちゃわないか心配です。
とにかく、無事でよかったとは思いますが、この女性引っかかっちゃった直後は何を考えていたでしょうね。送電線にパラシュートが引っかかり、自分は宙吊り状態。誰にどうやって助けを呼べばいいの?もしかしてずっとこのまま?もしかして落ちちゃう?とかさまざまなことを考えたでしょうね。救出されるまでの3時間半、とても長く感じたのではないでしょうか。うん、無事でよかった。


テレビ通販

正直に言って7割方信じていませんが、テレビ通販で買い物をしてみました。

買ったのは「SBS クーヘンマジック フライパン」というものです。

今までこの手の番組を注意深く見ていると、大抵の場合は他社製品と比較実験をしているように見せかけて実は条件が違っていたり、それが製品の性能を示すことにはならないことをしながら言葉でごまかしているということが見えていました。
例えば洗剤。洗剤の能書きを説明した後「従来の洗剤はこんな程度しか落ちないけれど、この洗剤はこんなにきれいに落ちるよ」と説明しながら、他のところの汚れをふき取ってみる。「おいおい、同じところで実証しなさいよ。従来の洗剤が落としきれなかったところにその洗剤を使用して、ふき取れなかった部分がこんなにきれいになります」ってやってくれよ。そう心の中では思ってしまうんですよ。
洗剤についてはほぼ間違いなく眉唾ものでしょう。多少の効能は認められるかもしれませんが、そんなに明確な性能があるならもっと話題になるというか、市場を荒らしているはずです。

そして今回買ったこのパンもゾリンゲンの名前を関しているんですが、ゾリンゲンは刃物で有名なんですよね。私もゾリンゲンのぺティナイフを宝物のように持っています。個人的にゾリンゲンには車で言うところのフェラーリやベンツなどのようなステータスを感じています。その名前を汚さない?有名な名前を冠せばいいの?と思えてしまいますし、能書きを見ても、そんなコーティング聞いたこともないし、アルミ3mm厚の鍋なんて全然珍しくない訳ですよ。胡散臭い。これが正直な第一印象です。
でもね、ダイエットするぞと思った矢先に、テレビの番組中では油を使わずにこびりつかないという実験をされちゃうと、冷静な判断ができなくなるんですよ。これはかなり卑怯ですぅ。
値段も安いので、「だめだと知っているもん」と開き直りつつ注文をしてみました。
我が家には手軽に使う鍋・パンとしてT-FALのセットがあります。本格的な料理をするときのために、ル・クルーゼの鍋と業務用寸胴鍋、鉄製中華鍋、鉄製卵専用パン、銅製パスタパンなどがあるのですが、パンに関しては卵専用パン、パスタパン以外はあり合わせの適当なものを使っているというのが実情です。ここまで「信用ならない」と散々こき下ろしてきた通販商品ですが、できれば「いや、それは間違っていました。とってもすごいものでした」と謝ることができるのが理想です。是非そうあってほしい。でも、多分だめでしょう。複雑な気持ちです。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010