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2004年05月04日(火) ASIENCE / コアラ虐殺?

花王のASIENCE(アジエンス)というシャンプーとリンスを買ってみました。
先日どなたかの日記で「すばらしー」と紹介されていたので、つい手を出してしまいました。

私の頭は結構デリケートなんですよ。いい加減に扱うとすぐに傷んでしまって....
「デリケート」なんて書くと格好いい感じもしますけれど、当人としてはとっても困っています。デリケートでない人なら、そんなに意識しなくても平気なことでも、私の場合結構気を使わないとすぐにふけが大量発生したり、ぼさぼさになったりするんですよ。肌もデリケートでカルキくさい水の一番風呂に入ろうものなら、肌が痛くてつらい思いをします。おかげで家全体の水道を浄水する浄水器を取り付ける羽目になりました。人と同じかそれより頑丈なら金も掛からないし、無神経でいられるのに、デリケートなだけで、気を使わなければならないし、金も掛かってしまうし本当に困ったものです。

そんな訳でシャンプーのいいものがあると聞くと、半信半疑でも試さずに入られません。
今まで何回も「これはいいものだ」と言われ、試してみたのですが、洗った髪が乾いた途端に大量のふけがでてくるのはまだましな方で、最悪は皮膚がただれたりした事もあったのです。けれど、今回のASIENCEはかなり良いみたいです。一ヶ月くらい使ってみないと最終的な判断は出来ませんけれど、使い始めの点数は100点に近い感じです。

ま、私に合うからと言って、他の人にも合うと言う訳ではありませんから、ここで紹介してどうなるって訳じゃないですけれど、一応うれしいって事で。


コアラ虐殺?

オーストラリアのカンガルー島で、増えすぎたコアラをどうするか問題になっているようです。
もともとこの島にはコアラはいなかったのですが、昔持ち込まれた18匹のコアラが、天敵がいないこともあって大繁殖し22,000匹あまりに増えてしまったのだそうです。
このカンガルー島はとても狭く、これだけのコアラがいると餌であるユーカリの木がもたないため、20,000匹を捕獲してしまおうという計画が持ち上がっているということで、例の如く動物保護団体は言語道断とキイキイ言っているみたいです。

もし、これが日本だったら、カンガルー島に住宅地を作り、田畑を作ってそこに農薬を撒き散らし、更に観光ホテルを作って、コアラに餌を与えて餌付けをして「野生のコアラが来るホテル」なんて言って観光客を呼ぶでしょう。そしてユーカリの木をどんどん伐採して乱開発し、最後にはコアラを絶滅させてしまうのがおちですね。
オーストラリアでは、というより日本以外の先進国では、野生の動物とは何か、自然保護とは何かをきちんと理解しており、それを破ることはいけないことだと分かっている人が多いと思います。私の思うに、動物のことを分かっていない人、日本で言えば猫や犬をかわいがり、服を着せて擬人化して溺愛するタイプの人が「動物保護団体」に入るのではないかと思ったりします。ま、それは半分は冗談ですけれどね。
でも、動物保護団体の主張で、私が納得できるものは殆どありません。曰く「鯨の目がかわいいから捕鯨はするべきじゃない」「鯨は哺乳類だから捕鯨するべきじゃない」「犬は賢いから動物実験するべきじゃない」....ま、誇張したり、いい加減なものもあるでしょうけれど、捕鯨を禁止するなら、なぜ牛や鶏、豚を食べるのでしょう。また、生き物を食べるのは悪いというなら、なぜその人は植物を食べるのでしょう。生命の定義は何ですか。自分勝手な解釈をして自己陶酔するだけの社会の落ちこぼれが「動物保護団体」というのではないですか。いや、これも極論です。立派な動物保護団体もかなりあります。でも、多くの主張は視野が狭すぎるか、あまりにも犬畜生と人間を同列に扱おうとする意見であり、それなら人間やめたら?と言いたくなる意見で賛同しがたいということなのです。

今回の「コアラ虐殺」についても、このまま放って置けばユーカリの木が育たず餌がなくなる。日本のようにすぐに餌付けをするなどという愚かな「似非」動物保護はしないでしょうから、そうなったら絶滅するのが目に見えているし、そうなれば世界中から非難が浴びせられるでしょう。別にその非難が怖いからというのではなく、そうなることが目に見えているなら、間引いて、生きるのに最適な頭数で生きてもらおうということである訳で、確かに残酷ではありますが、至極まっとうな意見ではないかと思います。

要は今虐殺をするか、将来緩やかな飢え死にをさせるかという二択ですよね。今虐殺をしてしまえばある程度管理が出来る。しかし、放って置けば、すぐに取り返しの付かないことになる。そういう事です。間引きをしないのであれば、コアラの天敵をそこに持ってくるのがいいでしょうか。どちらも残酷です。しかし、無制限にくって太る人が惨めなように(ドキッ)、健康に生きるためには、どこかで自制をしなければならないし、自制が出来なければ第三者による制限が必要だということだと思います。


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