The Green Hills of Earth
2004年04月22日(木) |
なつかしい所へ.... / 失効 |
今日は私用であちこちに行って来ました。
まず、私の所有する自転車Brompton(ブロンプトン)とDahonのHELIOS XXの整備をする為、自転車屋さんに自転車を運び込みました。 私のBromptonは台湾製のもので、オークションで入手したものなのです。それをHELIOS XXを購入した店で「ついでに」整備してもらう段取りをつけて持っていったのですが、お店の人曰く「Bromptonは台湾製と英国製では全く別物で互換性がない。んで、台湾製はライセンス生産が終わったので部品が全くない。よって整備ができまへん」ということでした。これはちょっと困ってしまいました。この自転車は内装3段変速なのですが、これの調子が悪くて殆ど変速が出来ない感じなんです。それと、この自転車はフォールディングバイク(折りたたみ自転車)で、構造としてクランク(ペダル)を支点にして後輪が下に回りこむように折りたたまれるのですが、このピボット部分のねじが緩んできていて、これを締めこむにはクランクを外さなければならないのですが、そのためには専用の工具が要ります。私はオートバイや車を分解整備する工具はそれなりに持っているのですけれど、自転車の工具は殆ど持っていません。クランクを外さないと、私の持っている工具ではその隙間にねじ込むことは出来ないので、せめてその締め込み位してほしかったのですが、あれこれやっているうちに忘れ去られてしまったみたいです。
HELIOS XXは昨年の4月に衝動買いしたDAHONというメーカーの記念モデルで300台限定生産されたうちの1台です。 さまざまな高そうな部品が使われていて、重量は8.5kg(ペダルを除く)と軽量に仕上がっています。ただ、軽量を追及するあまり、例えば歩道などの段差に乗り上げるようなことをするとすぐにホイールが駄目になります。このホイールはスポークをしめたり出来ないので、駄目になったら交換ですが、前後セットで確か5.8万円とか....買えねーよ。ってなもので、そんな事を知らずに買ってから慌てふためいている次第。 その自転車の変速機はアメリカ製のなんちゃらというものがついています。一応その昔、自転車を趣味とさせられていたことがあったので、簡単な分解や整備の理屈は知っているし、手持ちの工具で出来る程度のことはするのですけれど、この自転車、私がどうあがいても変速機の調整が出来ません。何をどうやっても、9段のギヤのうちどこかでガリガリこする音がするのです。私の場合はcampagnoloかShimano製しかいじったことがありませんので、たぶん勉強不足なんだろうと思っていたのです。お店の人が調整をすること数十分。第一声は「これはこれ以上無理ですね」だそうです。つまりフォールディングバイクであるため、ホイールベースが短いのでどこかに無理がある。と言うことでした。一応プロがそういうなら納得です。ま、自分の調整は間違っていなかったんだよねと自信持ってしまいました。 兎に角、もう補修パーツさえ見つからない台湾製bromptonを捨てるのかどうするのか頭が痛いところでしたが、帰宅後、ネットであちこち探していたら、どうもいろいろ頼れるところはあるみたいです。実はBromptonは2台ありまして、もうすぐ3台目が届く予定なんです。3台目は初めての新車。UK Bromptonです。こんなに自転車を買ってしまってどうしたらいいんでしょう。
閑話休題
そこで整備が終わった後、車で40分くらい掛かる場所にあるバイク屋さんに行きました。バイクは数年前に盗まれてしまったのですけれど、バイクに掛けた任意保険だけは継続しているのです。だって、最大等級まで割り引かれているのですから、これを失効させるのは惜しいですよね。年間で一万円程度ですしね。でも、本当にいつかバイクを買いなおすときは来るのでしょうか。バイクの楽しさは若い頃に充分堪能させてもらいましたけれど、最近は車で満足しているんですよねぇ。 そのバイク屋さんとは20年以上の付き合いでしたが、最近は私が遠くへ引っ越したこともあり、年に一回会うかどうかのお付き合いになっていました。保険もいつもは電話かはがきで案内が来て、指定された口座にお金を振り込むというだけになっていたので、今回はお店に久しぶりに行ってみたのです。そしたら、なんと、いつもお世話になっていたおばちゃんが数年前に癌で他界していたとの事「が〜ん!!」って洒落じゃないですよ。本当びっくりしました。そんなに立ち寄っていなかったんだぁ....
そこから家に帰るはずだったのですが、また先ほど行った自転車屋の近くに用事が出来てそちらへ行って、用事を済ませて帰ったのは夕方頃でしたかね。 今回、まぁ東京へ行ってきた訳ですけれど、10年近く住んでいた町や、友達が長い間住んでいた町、バイクで通勤していた頃に走っていた道路など、さまざまなところを走ることが出来ました。変わっていないところはなつかしいと思いましたけど、いくつかのところは面影がないくらい変わっていてびっくりしたり、その昔は雨の日も暑い日も毎日バイクで通った道なのに、既に裏道を忘れかけていたりと、本当なつかしかったのと同時に歳月の長さを感じたんですよ。年をとったんですね。 それにしても、普段は「道案内が下手なカーナビ」と文句ばかり言わせてもらっているCarrozzeriaのカーナビですけれど、今回某所から某所へ行く道を案内させたら、ちょっと面白い道を指し示してくれました。効率もいいし、何十年も知っている町なのに、そんな道があったかと頷いてしまう盲点だった道でした。すごく得した気分になりました。今日のカーナビお役立ち度は100点と言うことにしておきます。
今頃気付いたのですが、母の死の前後から更新が滞っていた「Lunaticの絵心」ですが、ページが削除されてしまっていますね。ま、2ヶ月以上放置していたことになりますから仕方ないですね。その内何とか復活します。
リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010
|