The Green Hills of Earth
2004年04月21日(水) |
カメラマンの人 / 新しいレンズ(D70) |
某所で芝桜が見ごろだとテレビで放送されていたので、行ってみることにしました。
その場所をインターネットで検索してみると、朝7時から駐車場が運営されている事、土日祭日は交通規制が行われていることがわかりました。なにか大仰なとってもすごいところというイメージですけれど、本当にそんなにすごいところなんですかねぇと半信半疑で、それでも、デジカメで撮影するには面白いかもと、早朝に起きて7時に着くように行って見ました。
現地には7時10分頃到着したのですが、行ってみたら駐車場には結構な台数の車が止まっていましたし、芝桜のあるところへ行ってみたら、既にかなりの人が多分一番景色の良いであろう場所に固まって三脚を立てていました。
朝7時に駐車場がオープンしたとしたら、たった10分の間にこれだけの人が押し寄せたって事ですか。すごいですねぇ。当然ながらこれはその一角で、もっと大人数がいるんですよ。そして、彼らはこうやってカメラを設置したら、後はのんびり待っているんです。何をって、太陽が昇って当たり一面を照らすときをです。今はまだ太陽の位置が低くて、ここは山の斜面なので影があちこちに出来る訳ですよ。正直写真を撮るのではない、単に芝桜を見に来た人には良い迷惑な話ですよね。一番良い場所をこうやって独占されるんですから。ついでにいえば、この芝桜の間に「管理用通路。一般の方の通行はご遠慮ください」と書いてある通路があるんですが、三脚を構えたおっちゃんの一部は、当然の様にこの警告を無視して、景色の良さそうなところに足を踏み入れていました。たったこれだけのお願いも守れず、自分さえ良ければと言う根性になるのが悲しいですね。 自分の趣味だし、早くから起きて場所をとる努力は認めますけれど、タバコと一緒で、好きだからこそ好きじゃない人への配慮を忘れると、手ひどいしっぺ返しがあるように思えてなりません。気遣いは人としての基本ですからね。忘れないでくださいよ。
芝桜は大体こんな感じです。ちょっと不満ですかねぇ。狭いし人が多いし。でもきれいではありました。5月になったら北海道に芝桜を見に行ってみようかなぁ....
ハーレイディビットソンのポリスタイプにのるお年寄りは、お決まりの様に乗馬用長靴を履いています。その格好をしなければ乗ってはいけないかのように。同じように、こういうところで三脚を広げる人を見ると、かなりの高確率でベストを着込んでいます。なんというのか分かりませんが、カメラマン用のベストで、胸など正面側に小さなポケットがたくさんついているのが特徴かもしれません。いや、実際に一眼レフカメラなどを使えば、レンズのキャップやフィルムやレンズクリーナー、ブロアや露出計などこまごましたものは多いですから、これは必要に応じて出来たベストだとは思います。でもねぇ、みんなであつらえた様に着込むのはどんなものでしょうねぇ。まぁ、野球場へ行って、みんながユニフォームを着ているから変と言うのと同じかもしれませんが、ものすごく違和感を感じます。個性がなさ過ぎです。
昨日どちらのレンズを買うか悩むと書いたんですけれど、私の場合、そう書いたときにはどちらにするか決めていることの方が多いみたいですね。書いていて自分で気付きました。 F:2.8はとても魅力的なのですけれど、やはり、重複するレンズを買う優先度は下という事にして、今回は広角レンズを入手すると言うことで落ち着きました。そんな訳で、今日芝桜を見た帰りに「AF-S Nikkor 12-24mm 1:4G」を購入してきました。どうせならレンズを買ってから芝桜を見に行けばいいのにねぇ。順序が逆ですよね。 D70に装着してみたら「超音波モーター」駆動ということで、物凄い静かなんですね。動作音が殆どしません。びっくりしましたとも。でも、CONTAXのDistagon 18mm f:4と比べるとなんとなく画角が狭いように感じるのは気のせいなんでしょうねぇ....
この写真はD70にMicro Nikkor 55mm f:2.8をつけて撮影しました。 下の写真が斜めになっているのはD70の不具合のせいで私の腕じゃありませんからね。 一眼レフデジタルカメラにAi Nikkorの絞り連動爪のついているレンズが装着されているのはなんとも愉快な光景に見えます。
これはPanasonicのFZ10で撮影しました。手持ちなのでぶれています。ま、ご愛嬌って事で。
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