The Green Hills of Earth

日記内検索は目次ページにあります。
☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年04月04日(日) 和解と期待 / D70 その2(MicroNikkorと露出計)


和解と期待

サン・マイクロシステムズがマイクロソフトに対し、同社が同社のOS(Windows)向けに、勝手に同社製品でのみ動作するJava製品を作って出荷していたとして提訴をしたことを皮切りに、お互いが提訴しあう泥仕合をしていたのですけれど、漸く、マイクロソフトがサン・マイクロシステムズに19億5000万ドルを支払うことで和解し、新たに提携をするという事になったようです。

やっかみもあるのでしょうけれど、マイクロソフトの製品の脆弱さは事あるごとに槍玉に挙げられていますね。自社のユーザー管理に自社製品のDBを使っていないとか、使ったらすぐに壊れてユーザー情報が消失してしまったとか、本当のような嘘のような話もありますしね。

兎に角、マイクロソフトがIEを引っさげてインターネット業界へ進出した時は、本当にひどいものだったと思います。自社に影響力があることが分かっている傲慢な企業が、自社にユーザーを取り込むために、なりふり構わずそこら辺中を土足で踏み荒らしていました。「私のパパは代議士だからね」とわがまま放題好き勝手しているおバカさんみたいなことをしていた訳です。

そこに、サン・マイクロシステムズがJavaというプラットフォームに依存しないJavaというものを発表してマイクロソフトに対抗したのですが、マイクロソフトは勝手にそれを書き換え、Windowsでしか動かないものを作って、Windowsに載せて売り始めたのです。
どんな機械でも、OSでも変わらない動作を保障しますって謳い文句のJavaを勝手にWindows専用にしてしまったものですから、当然ながらサン・マイクロシステムズは訴えます。でも、マイクロソフトは「うちは大企業だもーん」と言って、難癖をつけて逆提訴などをしていたんですよ。
実際には、これ以外にも、HTML(HyperTextMakeupLanguege)でも同じようなことをしていて、NetscapeとIEで見え方が違うのは、単にサポートするHTMLのヴァージョンが違うからだけではなく、勝手にIEだけで動くような仕様を作ってそれをWindowsにだけ搭載しているようで、本当に鼻つまみの嫌われ者を地で行っているんですよね。
ま、私の言っていることは、大筋だけ「ふーん」と言いながら読んで、詳しいことは自分で調べてくださいね。かなりいい加減に端折っていますから。

兎に角、そんな感じで好き勝手放題していたマイクロソフトですが、上に書いた様なことを含む全ての係争で和解をしたのだそうです。その金額が19億5000万ドル。つまり約2000億円です。一目見ると「すっげー」大金ですが、これ位、すぐに取り返せるはした金じゃないかな。本当、これからまたWindowsの横暴が始まるのか注目ですね。




私、あまり使ってはいませんけれど、一応Yahoo!メールもHotmailもIDは持っています。どちらもどうして使わないのかといえば、(HotMailに関しては、一番にマイクロソフトを信じていないからというのが理由なんですけれど)やはり容量は少ないし、ファイル添付に限りがあるし、兎に角使いにくいって言うのが一番の理由でしょう。

インターネット検索大手のGoogleが無料のウェブメールサービス「Gメール」の試験運用を開始し、今年中の運用開始を目指しているそうです。
こちらは、保存容量が1GBだそうで、更に過去のメールから検索で特定のメールを探し出すことも簡単にできる工夫がされているそうです。
Gメールが一般公開されるのがちょっと楽しみです。


D70 その2(MicroNikkorと露出計)

ちょっと買い物に行ったときに、新しいおもちゃNikon D70も持って行って見ました。

生憎と雨空でしたので、車の中からいたずらで撮る程度しかできませんでしたが、それでも、今までのカメラとは全然違う描写力に驚いています。
先日、北海道を旅行したときに、一眼レフとデジカメを持ち込んで、撮り比べたときも思ったのですけれど、やはり、コンパクトデジカメの小さなCCDでは写真全体にピントが合っている記念写真的な画像しか得られませんが、このカメラでは、銀塩写真並みのボケが表現できます。これは昨日も書いたことですけれど、理屈で言うのと、目で見るのでは全然違うんですね。感動ものです。

乱暴な話をすれば35mmフィルムを使ったコンパクトカメラでも、撮り方次第では、一眼レフタイプ以外の高級デジタルカメラより良い画像が撮れるかもしれないって事を示唆しているんですよね。

家に帰ってからMicro Nikkor 55mm f:2.8を取り付けてみました。これはAFなんてついていない古いマクロレンズです。
Nikon Micro Nikkor 55mm f:2.8 by Nikon D70+Zoom Nikkor 28-85 f:3.5-4.5


カタログにも書いてありましたけれど、このレンズを取り付けると、露出計などは全く機能しなくなりますので、露出とシャッター速度は勘で設定するか、こんなものを使うかしかなくなってしまいます。

SEKONIC SEKONIC MULTIMASTER Model L-408


なんだか分かります?
ま、分かる人にはすぐ分かりますね。そ、露出計(SEKONIC SEKONIC MULTIMASTER Model L-408)です。白い玉に当たる光の量を検知して、適正な露出とシャッター速度を表示してくれる便利な機械です。
今時の普通のカメラには露出計は普通に装備されていますので、素人が普通に使う程度なら、こんなものは必要ないのですが、一応私はZENZABRONICAの6×7カメラも持っておりますので、こんなものも持っていたって次第なんですよ。いや、持っていてよかった。

今日の写真はD70で撮ったものです。スッげーくだらないものでデビューしちゃいました。ごめんなさい。


目次(検索)前へ後へHomePage


リンク、引用はご自由に。画像は勝手に持ち出さないことを祈ります。
mail address
COPYRIGHT(C) Lunatic 2002-2010