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2003年07月04日(金) 中産階級の崩壊


日々、メディアは相変わらず汚物報道に終始する。

ニュースの主役を飾るのは、以前にも増して人間の屑だ。
気狂い、片輪、人殺し、詐欺師、嘘癖症、妄想夢遊病、薬物中毒、盗人、博打依存、借金塗れ、精薄、偽政者・・。

こんな連中の仕出かした愚行が毎日毎日これでもかこれでもかとニュースのトップを飾る。
まるで肥溜を掻き回して溢れ出る蛆虫掬っては投げ、掬っては投げる知的障害児の戯れ事のごとし。

いったい何が起きているのか?

その一方で少子化は更に著しい情況に陥り、高齢化の中で犯罪と死ばかりが漂う真っ黒な絶望社会がどろどろと渦巻く。

いまや子供は底辺の屑人間と一部裕福な家庭にしか存在しえなくなった。
いわいる、「中産階級」と言われる大多数の階層に子供を持てる環境は失われた。

何故ならば、「中産階級」の存在価値が無くなったからである。

産業革命以降「中産階級」は、文明社会を維持発展させる上で、重要な存在だった。経済発展を支える大量生産、大量消費の主役であり、活力であった。その活力によって様々な文化が華開き、発展した。
しかし、21世紀に入り、この大量の「中産階級」を支える土壌が喪失し始めた。その「中産階級」を維持する様々な条件が飽和状態になり、人類文明は袋小路に陥った。

そこでこの世界を影で操る邪教徒は、自らの生き残りと支配システム維持のため「中産階級」切り捨て工作を開始した。

まず「中産階級」の経済基盤を破壊する事。
それが日本の場合、1990年代初頭の「バブル経済工作」であった。バブル経済の真の目的は法外な地価狂騰によって「中産階級」から資産を没収することであった。

更に「中産階級」の精神的堕落を画策。その第一歩として邪教徒は先進国の「中産階級」婦女子に子を産ませない洗脳を附した。そのための工作がいわいる「フェミファシスト」禍だ。
この「フェミファシスト」を動員する事によって、「中産階級」の婚姻を否定、家庭を破壊崩壊させ、結婚、出産、子育てという文明人としての当然の行為を阻害させたのだ。
この工作は、特に日本で成功を納め、殆どの「中産階級」婦女子は「フェミファシスト」の洗脳によって子を産まなくなってしまった。
バブル経済と「フェミファシスト」禍によって、誇りある日本の「中産階級」は乾布なきまでに破壊された。

もはやこの流れは止まらない。

子が産まれない「中産階級」の家系は次々に断絶し、そこにあった活力と知性、財産、文化は尽く消え去るだろう。

そしてその絶滅した「中産階級」の代わりに、人間の屑のような「家畜階級」が蔓延る。
世界は一握りのエリートで構成された「特権階級」と、この「家畜階級」の2層に色分けされるのだ。
そう、世の中はかつての中世の時代と同じような社会になる。
我々が生きてきた華やかな文化は失われる。

それはどのような世界か?

2050年の東京。街はバラックで覆われ、ボロを纏った「奴隷階級」の屑人間が徘徊するだけ。そこには秩序も治安も法律もなく、殺人が当たり前の世界。道端には死体がごろごろ転がり、物を奪い合う叫び声が響く。ただ反射的に生きる家畜のような人間が今日この日のためだけに生きている。寿命は40歳足らず。娯楽などない。あるのはパチンコ屋とサラ金屋だけ。借金と博打で身を滅ぼし、奴隷のようにこき使われ死んでいくだけ。
一方で、支配層の「特権階級」は都市の真ん中に豪華絢爛な「要塞都市」を建設し、その中で贅沢三昧の生活をしている。富は「家畜階級」から徹底的に吸い上げるので働く必要もない。そしてその富は邪教徒へ献上されるシステムだ。
中世の王家と貴族と農奴の関係と同じといえば分りやすい。

その予兆はすでに十分な程、現れている。
昨今のメディアで流される数々の「糞尿報道」の主役はいずれも「家畜階級」の先走りのような連中だ。駅前に蔓延るサラ金とパチンコ屋店鋪は、健全な文化が後退し堕落が台頭してきた現れだ。
結婚し、子が生まれるのは一部の裕福層と低所得、低学歴、低文化の「家畜階層」のみというのも「中産階級」没落の証し。

こうして我々が日々嗜んでいるありとあらゆる文化、趣味、娯楽は幻と消え去るだろう。
残るのは「特権階級」が嗜む古典芸術位のもの。「家畜階級」にはそもそも文化、娯楽、趣味など無縁だ。
あと半世紀もすれば、この地獄のような汚らしい未来が現実のものとなろう。

何の希望もない世界。

「特権階級」に成れぬ者にとっては生きる価値など何一つないのだ。

希望は何処にもない。


絶望皇太子