transistasis
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2003年07月12日(土) 糞尿白痴報道ここに極まれリ

ある新聞の一面に記された大文字のタイトル。

「お母さんお父さん御免なさい」

何処かの公立中学の学級新聞に載せられた、悪戯生徒の反省文ではない。
全国紙のトップ面に出ている言葉である。

九州の何処かで12歳の子供が4歳の子を投げ落としたという事件。
餓鬼の高じた悪戯に、恰も戦争が起きたのごとく、首相まで巻き込み大騒ぎするメディア。
果ては、この少年が読んでいたという「三国志」まで引き合いに出して論ずる始末だ。

笑止千万。
考えてもみよ。この事件が報ずるに値するニュースか?

否。
若年層同士の残酷な殺し合いなど過去を紐解けば腐る程事例があろう。
ではなぜかつてはそのような事件が大きく報道されなかったか?
当たり前だ。
そんな事を一々騒ぎ立てる程、暇でもないし愚かでもなかったからだ。
餓鬼の起こした悪戯は所詮、餓鬼の戯事。
家や学校で処理すればよいことだった。
それを国中で大騒ぎする馬鹿はいなかった。

この世には伝えるべき、もっと崇高な出来事で溢れているのだから。

ところが、今やメディアは最下層、最低レベル、痴呆、精薄レベルの糞尿汚物だけを肥溜から掬ってきては、人々に引っかけることに血眼となっている。

ニュースの主役はすべて人間の屑。蛆虫ばかり。

メディアは単なる糞尿スプリンクラーとして、人々の心身を汚物塗れにすることにしか関心がない。

今回の事件もその一例だ。
餓鬼の戯事がそんなに衝撃的事件か?
そのうちもっと下らない出来事が大ニュースとして伝えられるようになろう。
たとえば幼気な小学生が、道端に落ちていた犬の糞を掴んだというだけで、メディアは狂ったように奇声を張り上げるだろう。
曰く
『小学生!犬の糞を掴む!首相も衝撃!厚生労働大臣更迭!』
『糞を放置した飼い主は市中引き回しだ!と問題発言!』
『犬の糞が小学校の校庭に!緊急の父母集会開かれ、児童にカウンセリング』
『犬の糞!人糞の可能性も!自衛隊生物兵器処理班出動!』

糞が糞を呼び、ウジがウジを呼ぶ。

こんなメディアの肥溜糞尿合戦に参加させられては、この世に何のために生きているのか解らなくなる。

今日、この瞬間にも人類の崇高な英知で成し遂げられている数々の偉業が何処かで進行中なはずだ。
ところがそんなことは糞尿大好物の気狂い知障の糞尿メディアにとって、伝える価値はないらしい。
人々はこうしてメディアのまき散らす糞尿によって精神を犯され、堕落し、絶望し、死んでいく。

無論、この情況も邪教徒による「日本民族絶滅計画」の一環である事は、今更説明する必要もあるまい。
今回の事件もまた、プライドある優秀な「絶望皇太子世代」男子を貶める目的で画策された陰謀であると考えた方が合理的だ。
例によって事件の原因を日本の「覚醒文化」たるアニメ、コミック、ゲーム等アミューズメント産業に結び付け、その殲滅を謀らんがための梃子に使うのは明らかだろう。
すでにその兆候は見えている。
メディアの糞尿電波に洗脳された国民は、それが自らを滅ぼす目的で策謀されたとは知らずに、邪教徒の掘った暗くて深い肥溜に突き落とされていくだろう。

糞塗れになり、糞で窒息し、ウジの餌になる末路。
それがいやならこんな「事件」まともに付き合うな。

自宅のトイレ掃除でもする方がまだましであろう。


絶望皇太子