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2001年12月06日(木) なにが『明日があるさ』だ!

「今年の流行語大賞」とかいう恒例御都合妄言に『明日があるさ』が選ばれたという。

明日があるだと??

どこにそんなものがある?
関西の芸人が集団で吠えていた狂人の戯言に過ぎぬ。
ふざけるな!
絶望に塗れ死ぬ事だけを希望に彷徨っているプライドある日本男性にそんなものは何処を捜してもない!
花嫁も子供も年金も職場も家も土地も信条も存在の拠り所も全て奪われ、野垂れ死ぬか邪教徒の奴隷になるしかない人生に明日など存在するか!
そんな偽善でこの絶望情況をごまかせると思っているのかあ!

この欺瞞を撃ち破るには自らこの絶望下に身を曝し命懸けで訴えねばならぬ!

そう!集団自殺だ。
数十人単位で自決し、この欺瞞世界に鉄槌を食らわしてやるのだ。

その方法として大変よい案を思いついた。
「テロ」事件以来、日本本土に点在する在日米軍施設では最高ランクの警備体制が敷かれ、基地各ゲートには完全武装の米兵が日本人に対しあらゆる火器を向けている。
米兵は日本人を殺したくて仕方ないのだ。
そういう状況下、基地ゲート前に玩具の銃を掲げながら突っ込んでいったらどうなるか?
米兵は躊躇なく発砲するだろう。
そう!これを利用しない手はない。
幸いリアルなエアガンがどこの玩具店でも入手出来る。これを購入し、在日米軍基地ゲート前に持参、このエアガンの銃口を警備する米兵に向け、ゲートに突入するのだ。
100人単位で突入すれば素晴らしい惨状が演出出来るだろう。
事前に報道陣も呼んでおくのがよかろう。決定的シーンを全世界へ配信出来る。
また男としてもプライドある死に方が出来るというもの。
男なら銃で撃たれて死ぬべきであろう。

かつてのバンザイ突撃の再現である!

数百人のプライドある絶望男性が米軍基地ゲート前で米兵の機銃掃射によって殺される。
願ってもない嬉しい出来事。
この死体の山を見れば、少しは日本男性の置かれた情況がどんなものであるか解ろうものよ。
我々に残された情況はこれしかないのだ。
さあ!集団自決だ。
プライドある死が俺達を呼んでいる。
今年のクリスマスイヴはこれで決まりだ。クリスマスイヴのバンザイ突撃!
こんな素晴らしいイベントがいまだかつてあったろうか?
恋人も妻も娶れぬ絶望日本男性に生きる意味などもうないのだ。
我々が死んでも悲しむ者は誰もいない。むしろ喜ぶ者の方が多いのだ。
だったら死んでやろうじゃないか!たっぷり犬死にしてやろう!
この下らない無駄な人生に決着をつけるために、日本男子のプライドを見せつけるために、クリスマスイブには在日米軍ゲート前にエアガンを持って集合しよう。
そして零時の時報と共に最期のバンザイ突撃を敢行して最期を遂げようぞ。
こんな希望のない絶望世界におさらばさ。

なにが『明日があるさ』だ!
ふざけるな!


絶望皇太子