transistasis
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2001年09月18日(火) 清き行い

メディアは喚く。
「一般市民を対象としたテロリズムを許すな。これに対する報復は正義である」と。
笑止千万!
あのWTCビルに巣食っていた連中がどんな類の人間か知っているのか?
世界規模の金融機関、ヘッジファンド、有象無象の相場師等など世界を金融で支配し、無垢な市民、善良な企業からあくどい手を使って財産を搾取し、その利子を元締の邪教徒に献上する俗欲に塗れた悪魔の申し子。魂を邪教徒に売った人の形をした悪魔。
そんな連中があのビルに何百何千何万と巣食っていたのだ。
彼等が善良で罪無き無垢な市民とは笑わせてくれる。
少なくとも軍人は国家のために生命を賭ける誇りある存在だが、あのビルに巣食っていた連中はそんな尊厳の欠片さえない汚らわしい邪悪な人類の敵、おぞましい獣だ。
自分の欲のためには人の幸せなど露とも思わず、人の財産を強奪し、聖なる土地を換金し、民を追い出しアスファルトとコンクリートで覆い、善良な民からガイアへの信仰心を奪って邪教徒の金銭奴隷として支配しようと企んでいる連中。
日本のバブル経済とその崩壊、90年代末のアジア経済崩壊など、善良な民のささやかな財産まで根こそぎ搾取した張本人共があのビルに潜り込んでいたのだ。
この行為が神罰たる由縁はここにある。
戦争は国家間の軍隊同志のぶつかり合い。
テロは一般市民を巻き込んだ破壊活動。
今回の「事件」はそのどちらにも当てはまらない。
今回の出来事で成敗されたのは汚らわしい金融奴隷商人とそれに操られた国の軍人に限られている。
人類の敵、邪教徒とその手下に対する征伐、神の摂理・・。
それを神罰と言わずして何というのだ?
これ以上の清き行いがあるであろうか!

メディアは喚く。
「これは非対称の新しい戦争だ」と。
だが非対称なのはアメリカ合衆国とそれに対峙する国家、宗教、民族との関係だけではない。
国家の代表と一般市民の意思もまた非対称だ。
先進各国の代表は「テロに反対し、アメリカの報復行動を支持する」と言っているが国民の総意とは裏腹。大半の一般市民は今回アメリカで起きた災難を因果応報と考えている。
アメリカ一極のグローバルスタンダードを世界に押し付け、抑圧してきた付けが回ってきたんだろうと。自業自得だとね。そんなもののためにアメリカと一緒に戦えるかと。
それはアメリカ国内でも同様だろう。一見アメリカ市民は報復に一丸となっているように見えるがはたしてどうか?
WTSビル倒壊現場で救出活動にあたる者は主にブルーカラーの労働者。WTSビルでぬくぬくと暴利を漁っていたホワイトカラーの連中を本気で助ける気など実はないのだ。
気の毒なのは巻き添えになった消防士や警察官だが、そもそも邪教徒の手下を救いに行く事自体過ちだったと悟るべきだった。
非対称の闘争は全ての国家、市民の間に広がり我々は渾沌としたカオスの中に放り込まれるであろう。
だがその渾沌の中より聖なるガイアの敵、邪教徒が明確な形として浮き彫りにされる。
その時、善良な地球市民は真の敵の姿を知る。

一握りの相場師とそれを操る邪教徒のために地球があるのではない。
今回の出来事はそれを全世界に知らしめるための神の摂理。
その神の摂理に報復することは邪教徒自ら悪魔と認めたようなもの。

地球市民は悪魔と共に闘うほど愚かではないことを知れ。


絶望皇太子