transistasis
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2001年09月10日(月) |
歌舞伎町ビル火災の暗示するもの |
不良債権処理・・。 馬鹿の一つ覚えもここまでくると痴呆老人並だね。もはや寝言の域だ。
日本経済再生のためには金融機関の不良債権処理が急務であると誰もが叫ぶ。 そのための「痛みある改革」だとか「調整インフレ」だとか「国債発行を30兆円に抑える」などとか。 最近、報じられた日本経済に関するニュースを以下に上げると・・ 曰くアメリカの格付け会社がまた日本の国債ランクを格下げ。 曰く株価も1万円割れ寸前。 曰く失業率も5%を超え、国民総生産もマイナス成長。 曰くIMFなる国際金融機関が日本の不良債権の実態調査に乗り出す。
結構なことだ。 つまり何一つ効果は期待出来ないってことを証明しているようなもの。
ところで処理される傍らで新たな不良債権が次から次へと発生する不思議さを誰も説明出来ないのは何故かな?
子供でも解る事なのにね。 つまり日本の経済危機は国際金融機関のマッチポンプだってこと。 日本発の世界恐慌を起こすなと危機を煽る一方で矛盾した経済政策を押し付け日本経済をますます悪化させていく情況を作り出す事。 まあ薬を処方してあげるとみせかけて実は毒を盛っている訳だ。 すべて国際金融機関の自作自演の下に操られているのが今日の日本経済。 これが本当のところだろう。 国際金融機関に「放火」されて感謝しているようなものだな。 日本の行政府はサラ金業者に騙されて借金膨らましてるギャンブル漬けの哀れなサラリーマンだよ。 不良債権処理なんて国際金融機関が仕切ってる賭博場のようなもの。注ぎ込めば注ぎ込むほど損するのは目に見えているのに。 誰もが気付いているのにここまで知らないふりが出来るとは厚顔無恥もいいところ。 いい加減にしたらどうだ。
結局日本は例の新宿歌舞伎町ビル放火事件の犠牲者と同じ末路を辿ろう。 日本経済はあのビルの3階にあったマージャン賭博のようなもの。怪し気な連中が仕切るその店には損が出ると解ってるのに有り金全部注ぎ込んで不良債権をどんどん膨らましている愚か者の客で溢れている。挙げ句回りの情況が見えなくなって煙が出ている事さえ気が付かない。 モラルの低下や婦女子の堕落は4階にあったキャバクラそのもの。目先の欲望を追いかけるだけの日々に身体を金銭で売って刹那的な快楽に浸るだけ。そんな婦女子に群がる哀れな男達。 こんな危機的情況なのにも関らず、誰もその危機を認識しておらず、無論緊急出口なんか用意されていない。避難路は有象無象で埋め尽され通ることも出来ぬ。一方で不審者の侵入はフリーパス状態。 更にはこんな情況下なのに誰がこの「ビル」を管理しているかも解らず、防災責任者さえ所在不明。 やっとみつけた管理者が借金塗れの札付き者とくれば救いのあろうはずがない。
まるでこの日本そのものではないか!
そんな状況下、この「ビル」に火でも付けられればどうなるか説明するまでもなかろう。 日本国民はあの「ビル」火災の犠牲者と同じく、猛烈な有毒ガスに巻かれて逃げるまもなく燻されてあの世行き。 もはや、放火されるのを待ってるだけの日々。それが今の日本の現状なのだよ。
日本国民には哀れな死だけが待っている。
あの歌舞伎町ビル火災の犠牲者は結局明日の自分の姿と覚悟するのがよかろう。
絶望皇太子
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