transistasis
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2001年08月14日(火) |
愚か者共よ。靖国に近づくな。 |
宰相小泉が終戦記念日ではなく8/13に靖国に参拝したという。 地上波テレビはまるでカルト教団の教祖が護送されるのを追うがごとく、宰相の靖国参拝をライブ中継する。靖国神社にはこの報を聞き付けた有象無象が押し掛け醜悪に騒ぎ立てる。 これはいったい何なのだ? この騒ぎはいったい誰が起こしているのだ? 何のために? いうまでもなくこの情況を演出しているのはメディア自身だ。 警戒すべきはメディアが宰相の靖国参拝を逐一報道することによって如何なる情況をこの國に作り出そうとしているかだ。 この騒ぎ以前、靖国は一般市民の関心を寄せる場としては程遠い存在だった。 それがどうだ? 今や靖国神社はワイドショーのネタにまでされている。 そう、単なる放送素材としての消費対象。下劣な芸能ネタと同じレベル。 そんなものはあっという間に食い潰され垢塗れにされて捨てられ忘れ去られる運命。 メディアは靖国神社をそういった俗物消費の対象に貶めようと画策している。 惑わされるな。 靖国参拝報道はフェークに過ぎない。 真の目的は民心から神道への信仰心を奪う事だ。 靖国から神々しさを奪い、レジャーランド化し俗物化させて国家神道をこの地上から抹殺しようとの企みがあると考えるべきなのだ。 半世紀前の戦争の真の意味さえ知らない俗人が宰相靖国参拝を支持するという。 「国家の為に身を捧げた者の魂が祀られている神社に日本宰相が終戦記念日に参拝して何が悪い。外国がとやかくいう事ではない」と。 だがこんな感情は単にメディアが報道を通じて国民に擦込んだ情報に過ぎず、真の信仰心とはかけ離れたもの。ただの受け売り。メディアはヒステリックに国民を駆り立て、果ては邪教徒に都合のよい情況を提供するためにこの國の世論を操作していると考えるべきだ。
靖国を俗物化させてはならぬ。 あの聖域に俗人や邪教徒の手先を近付けてはならないのだ。 神殿から半径5キロ以内は何人をも立ち入り禁止とし、神聖なる結界を張って邪なるものから決別するのだ。 神聖なる境内に入ってよいのは不要な身体を捨てた魂のみ。 俗人宰相、俗人愚民、邪教メディア・・そんな者共の玩具として靖国神社があるのではない。
愚か者共よ。靖国に近づくな。
絶望皇太子
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