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2001年08月07日(火) 宰相小泉のたったひとつの「冴えたやり方」

この國の現宰相が終戦記念日に靖国参拝するかしないかでもめているという。
アジア各国からの圧力など日本外交に都合が悪いからとあらいる勢力から参拝を中止するべきだとの声が上がっていると。
要するにどいつもこいつも生き恥を曝してあざとく生き延びようとの魂胆からだ。
かつて半世紀以上前、この國に命を捧げて散っていった英霊の尊さよりも目先の銭と欲にしか関心のない輩が宰相の「奇行」に恐れをなしている訳だ。
仮にこの宰相が本当に8/15靖国参拝を決行したならば、それがたとえ気紛れな「奇行」が動機にせよ、この國に巣食うクズ共に動揺が走るのは明らか。アジア各国も本気で日本に圧力をかけてくるかもしれぬ。

だがこれは千載一遇のチャンスだ。

この情況がいずれ国内外に戦争状態を作り出すとするならば、我々プライドある皇太子世代に死の拠を提供することとなろう。
そう!喉から手が出るほど欲しかった「死の拠」!
我々の手に武器が握られる事になるのだ。
そして再び、靖国に魂を預けられる誇りある死を獲得出来るようになる。
なんと喜ばしき情況か。
生き恥を曝される情況から解放されるのだ。
美しき死!
玉砕という言葉で我が死を飾る事が出来るのなら何もいらぬ。再びプライドある日本男子に栄光が天空アマテラスより齎されるのだ。

宰相小泉。
もしあんたに何かの使命があるとするならば、それは誇りある日本男子に死の拠を提供することだ。
そしてみんな死ぬ。
死こそ希望だということを国民全体に宣布する事。
半世紀前、なし得なかった1億総玉砕をこの平成の時代に敢行すること。
それがあんたの唯一の使命なのだ。
中国、ロシア、アメリカの核ミサイルが雨霰と落下する中、靖国の胎内へ取り込まれることに満面の喜びを浮かべつつ全国民が散華すること。
その情況を演出するのが宰相小泉の使命であり義務なのだ。
それを踏まえて靖国に参拝せよ。
そして靖国神殿の前で自決する。
阿南陸軍大臣のようにだ。
それが出来てこそ日本宰相小泉なのだ。
1億総玉砕。
この唯一の希望を実践するための礎となることが宰相小泉のたったひとつの「冴えたやりかた」なのだ。
宰相小泉の決起はプライドある陸海空3自衛隊のクーデターを誘発させ、神國日本復活のプロローグとなろう。
さあ、我々に与えられた時間はもう残り少ない。
不要な身体を捨て、魂を靖国に委ねる時だ。
後戻りは出来ない。


絶望皇太子