長年、英語をやってきたけれど、目標の域に達したとはとても言えず、 仕事で使う必要がある以上は、もっとやらなければいけないのですが、 まったく使う予定がない外国語も勉強を始めています。
世界地図をテーブルに広げて眺めていると、 自分にとって魅力ある地域の中で、 英語を話しているのはほんの一部だってことをジワジワと 実感します。
別に旅行計画も予定もないのですが、 なんで私は今まで、英語だけにこだわってたんだろなと 最近思うんです。
二兎を追うものは一兎を得ず・・・なのですが、 専門にしてプロになろうというならいざ知らず、 コミュニケーションの手段に、一兎も二兎もないんだなと 思いはじめています。
英語は今のところ自分にとって必須で、プロレベルの維持が必要 だけれど、やりたいものは他にいくつかじったっていいんですよね。
中国語とロシア語とインドネシア語のテキストを(家で、あるいは 書店で)開いたときには、髪の色を初めて変えたとき、初めて ピアスの穴をあけたとき、専業主婦を脱皮したときみたいな新鮮な 感覚でした。 いろいろな風景が浮かんできて楽しかったなぁ。 英語を初めて習った小学校の時も、こんな気持ちだったんだっけ?
でも、いくら「いくつやってもいいさ」と思っても、 優先順位をつけるなりしないと、挨拶ひとつ覚えられなかったってことに なりかねません。だから、とりえあず自分の価値観が変化したことに 自己満足しておいて、あまり高望みはしません〜。
時間には限りがあるし、 自分の能力も考慮に入れないとね・・・
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