語学とアジアと趣味のつれづれ/英語&中国語ノート

2003年02月03日(月) 高校生を真似てみたい

今朝の新聞では、語学がらみの記事が気になりました。
「カタカナ語に名訳を」というのもそうで、
「インフォームドコンセント→納得診療」
「バリアフリー→障壁除去」
「プロトタイプ→原型、試作モデル、典型」など、
いくつかが例にあげられるのと同時に、
外来語の取り込みに工夫が多い中国語の例もあげられていました。

私も、どうも馴染めないカタカナ語が多くって、
やはり例としてあがっていた「アメニティ」や「プロトタイプ」
みたいな外来語が嫌いです。ちゃんと訳されているほうが
わかりやすいのに。

この間、テレビでやっていたお笑い番組では、カタカナになって
いる犯罪名を日本語に訳すと妙にカッコ悪いので、
犯罪が減るのでは?という提案があったんですが、
ほんとに減るのかどうかは別として、確かにかっこ悪い。
特に性犯罪なんかは(笑)
意味がわかるというのは生生しくもありますね(笑)

もうひとつ、高校の英語の授業で、伊藤博文暗殺の件が書かれた
英文記事を訳したというのを紹介していました。
日本の初代首相がハルビンで、韓国の安重根(アンジュングン)に暗殺された
事件なのです。これをネットで検索しつつ、伊藤博文ばかりか
安重根の側の人物像にも迫ってみるという・・・嫉妬したくなるような
内容の濃い授業なのですね。

なぜ嫉妬かというと、自分が高校生のときには、こんな授業
考えられなかったんですもん。英語が好きでしょうがなかったけど、
授業はつまらなかったし、学校の教科書と、NHK講座以外の
英語テキストって手に入らなかった。

そこで、羨ましいついでに、伊藤博文・安重根の件をネット検索
いたしました(笑)

なぜ伊藤博文なのか・・・・検索してやっとわかった歴史苦手人間です。
日韓併合が根にあるのですね。
この時期だからこそ、意図して選ばれた題材なのですね。

ますますこの高校が羨ましくなっちゃいましたよ〜〜。

一石二鳥な独習を、自分でも考えてやっていきたいです。


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珊瑚 [MAIL]

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