内向的恐妻家の日記

   
目次昨日明日  この日記について |  特選日記 |  掲示板 new!! | MAIL


2004年12月11日(土) アメリカンパーティ(最終章)

こんばんは、こうです。

長くなったサンクスギビングの日記ですが、本日で何とか書ききろうと
思いますので、もう少しお付き合い下さい。

「夕飯は、さしみパーティです。」

の言葉に、強制的にパーティ会場であるジョンさんの家に戻された私。

パーティ会場では、夕飯を用意する組と、ビデオを見てくつろいでいる組に
分かれていました。

私達も、そのビデオ組みに入れてもらったのですが、そこで流されていた
ビデオは、こんなビデオでした。

『ホームスイートホーム』

 痴呆性老人となってしまった元オペラ歌手と、その家族をめぐる心温まる
 「もうひとつの家族の物語」。

う〜ん。。。ビデオを一緒に見ている人には、おじいさん、おばあさんも
多いのに、こんな所で痴呆症という重いテーマを扱った映画を見なくても、
良いように思うのですが。。。

まあ、そんな和やかというか、微妙な雰囲気の中、ようやく夕食の準備が
でき、私達は席につきました。

長机には、またもや当然の如く、ごうかな料理が置かれていて、その中心に
てんこ盛りとなった刺身が積まれていました。

しかし、、、昼のターキーが胃に残っている私。。。

少量を取り分け、胃の中に流し込み始めます。

「さあ、これは私がメキシコで釣ってきた魚だよ。
 さあ、食べてたべて。」

そんな私を心配し、親切に私の皿に、おさしみを乗っける隣の人。

「。。。はい。頂きます。」

うれしくて、涙が出そうです。。。

さらに追い討ちをかけるかのように、アメリカのパーティの定番とも言える
こってりとしたケーキデザートが配られてきました。

それをぺろりと平らげる後輩。

彼はもはや同じ人間ではありません。

残すのは失礼と思い、私も何とかたいらげたのですが、吐く寸前とも
言えましょう。。。

まあ、そんなこんなで開放されたのは夜も深くなってきた夜10時半。

車でアパートに送ってもらって、ようやく一息つきました。


長くなりましたが、こんな所がパーティの時の日記です。

でも、今思うと、非常に貴重な体験ですよね。

参加させて頂いている時は、非常に辛かったように思うのですが、
ほんと、何故もっと楽しめなかったのかと、ちょっと後悔しております。

まあ、内向的&英語できず、という事で、そんな人がアメリカのパーティを
楽しむ方が難しいのかもしれませんが、そんな言い訳をせずに、素直に
皆と一緒に、感謝祭を祝いたかったですね。

是非私もこの性格を直し、いつか大金持ちになって、日本で大きな
パーティを開きたいと思います。

そしたら、皆さんも是非参加して下さいね。

というか、強制参加です。

だって、皆さん以外にパーティに来てくれる人がいなさそうなんだもん。。。
(↑それって内向的性格が直っていないのでは。。。)


目次昨日明日 MAIL
こう |MAILHomePage
ご感想をどうぞ。
   


My追加