内向的恐妻家の日記
2004年12月08日(水) |
アメリカンパーティ(その2) |
こんばんは、こうです。
それでは、私がアメリカでサンクスギビングのパーティに呼ばれた時の日記を続けます。
「映画に行きましょう!!」
その言葉に従い、ジョンさんについていく私と後輩。
結局人数は、私達を含め6人となりました。
しかしよく考えれば、映画を見ている間は会話をしなくてすむわけで、他人に 気を使う必要もありません。
映画というのは、内向的な私にとって、よい選択なのかもしれません。
ただ一つの懸案は、私が英語の映画を字幕なしで理解できるかどうか、 という点だけなのですが、まあ、最悪の場合は、寝てしまいましょう。
そんな思いを胸に、ジョンさんの車に乗り込み、一同はサンマテオの映画館に 向かいました。
サンマテオの町自体は、サンクスギビングの休み中でひっそりしてましたが、 映画館の周りの繁華街だけは、人で溢れてました。
やはり、アメリカ人も祝日は暇なんですね。
そんな暇な私達が目的とした映画は、『ナショナルトレジャー』という映画でした。
「この映画は、インディージョーンズみたいな冒険映画らしいので、 英語が苦手なこうさんでも、きっと理解できると思いますよ。」
。。。一言多い後輩を持つと、苦労するものです。
でも、結局、この映画は満席だったんですよね。
それで、人が少なそうな、『Christmas with the Kranks』を見る事となりました。
(余談ですが、この2作は、現在のアメリカの興行成績一位と二位になっている みたいですね。資料はここ)
この映画は、コメディーらしいという情報をだけを得、皆と一緒に見始めたのですが、 これが以外や以外。セリフがほとんど分からなくても、ストーリーが単純ですので、 大抵の内容を理解する事でき、わりと楽しめました。
チャップリンの無声映画の字幕なし、と思ってもらえればよいでしょうか。
面白いシーンでは、現地の人とばか笑いし、しんみりシーンではほんろりし、 この映画館で、私もようやくアメリカンの一員になれたような気がしました。
この映画館には、来てよかったですね。
ところで、皆さん。連想ゲームです。
アメリカ。 映画館。 映画のお供。
とくると何を思い浮かべますか。
そうです、ポップコーンです。
日本ではマナー的に、そうポップコーンを食べる人は多くないと思いますが、 さすが本場は違います。
この映画館でも、大きめのバケツはあろうかという入れ物につまったポップコーンを 両腕で抱え、席につくアメリカ人を沢山見かけました。
あれを、全部食べるなんて、正気の沙汰とは思えません。
その食べっぷりの方が、よっぽどドキュメント映画になりそうです。
まあ、そんな事は置いておいて、映画を見終わった帰り、ジョンさんのトイレを 待つ間、ジョンさんの息子さん(高校生ぐらい)に話しかけられました。
「Did you seen キャシャーン?」
おお。キャシャーンと言えば、あの宇多田ヒカルの旦那さんが作った映画じゃないですか。
一応、それぐらいは知っていたのですが、生憎私と後輩は、この映画を見た事が ありませんでした。
「No.」
「Oh...」
と、それ以上、会話が続かず、ちょっと残念な瞬間でした。
そういえば、CD屋で、アメリカでメジャーデビューを果たした宇多田ヒカルの CDが当然の如く売られていたのですが、なんか地味〜でしたね。
アメリカでしか買えない物ですので(インターネット経由なら買えるのかな。。。)、 後輩は購入したのですが、私はどうも購入するに到りませんでした。
。。。とまあ、余計な事ばかり書いているので、話しが先に進みませんね。
そして、映画が終わり、駅に送ってくるものと思っていた私を車で連れて行った先は、 また元のジョンさんの家でした。
「是非、夕食も食べていって下さい。夕食は、さしみパーティです。」
「。。。」
次回へ続く。(すみません。長くなりましたもので。。。)
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