内向的恐妻家の日記

   
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2003年06月17日(火) 帰るコール

妻帯者にとって、帰るコールは基本中の基本だと思いますが、
私も例外ではありません。

私は会社をでるとすぐに、家に電話をかける事を義務付けられていて、
半ば、帰るコール&つれからのリモートコントロール用機器と化した
my携帯で、家に電話をかけるのが日課になっております。

いつもはだいたい、つれの

「うん。わかった。」

という声だけで終わるのですが、最近は子供が電話にでたがって
ちょこっとお話しができたりして、帰るコールもだんだんと
楽しみになってきております。(子煩悩なパパをアピール!!)

本日もそんな帰るコールが終わり、駅への道を急ぐ途中、私は同類に
遭遇したのです!!

「ほら、ぼうずに代わって。代わって。」

そのサラリーマン風の男は、歩きながら一心不乱に携帯電話に声をかけています。
一件、どこにでもいる風なサラリーマンなのに、周りが見えていないのか
声だけは大きく、いやでもその声が私に届いてきます。

「お〜ぼうずか。パパですよ〜。今日は何ちてあそんだの〜。」

そんな恥ずかしい声を聞きながら、私は体がむず痒くなってくるのを
感じました。

『もしかしたら、私が帰るコールしている際もこんなんなのかもしれない。。。』

そんな考えがふと頭に浮かんだとたん、ただでさえ恥ずかしいこの会話が
自分の経験とオーバーラップしてきます。

そんな私の思いとはうらはらに、このサラリーマンは携帯にしゃべり続けます。

「ふ〜ん。そうなんだ〜。よかったでちゅね〜。」

つい幼児語が出るサラリーマン。今時いるんですね、こんな人が。。。

辛い。聞いている方が辛すぎる。

そうは思っても、信号につかまる私とそのサラリーマン。逃げ場はありません。

「ねぇ。パパにちゅして、ちゅ。」

やめてくれ〜。

「うはぁ〜。。。パパもちゅ。」

くっはぁ〜。。。。。。(昇天)

ハァハァ。こういう会話は、聞いている方が恥んずかすぃ〜ですね。

この情景をビデオに撮っておいて、彼に見せたらきっとこれ以降生きていけないぐらい
恥ずかしい思いをするんじゃないかと思います。

でも、ここまで子供との電話に没頭する彼の気持ちも痛いほど分かり、私は
このサラリーマンをせめる事ができません。。。
(私と子供の会話はここまでひどくありませんが。。。)

というわけで、皆様も街中でこのような男性を見かけても、そーっとしておいて
あげて下さいね。。。

でも、私もちょっと気をつけます。。。


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