仕事!仕事?仕事・・・
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2001年03月16日(金) ■ |
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風景を運ぶ音楽 |
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昔は音楽を聞くと、心に風景が浮かんだ。音楽によって浮かぶ風景は違うし、同じ音楽でもその時の気分で心に浮かぶ景色は違った。だけども、音楽を聴いて、何かを感じれば心に風景が浮かんだ。
だけど、最近は私の心に風景を運ぶ音楽に出会わない。最近はオリコンの曲を主に聴く。オリコンの曲からは何も感じない。何も私の心に運んでこない。歳をとって感受性が鈍ったか?心の余裕を失ったからか?理由は分からないが、本当に景色を運ぶ音楽から遠ざかっていた。
でも、最近一つの曲に出会った。m-floの「come again」と言う曲だ。この曲を聞いたら、街を歩く風景が心に浮かんだ。急ぐ人、ノンビリ歩く人、焦っている人、寄り道している人、歌っている人・・・人が歩く街、イメージとしてはパリといった感じ。
今度この曲を聞いた時、私はどんな風景を思い浮かべるのだろう。それを楽しみにまた聞いてみよう。
追記 最近のオリコン曲は曲が自己主張しすぎている気がしてきた。言い方を変えれば「曲に風景を運ぶだけの余裕が無い」とでも言うのだろうか?曲自身が目立とうとしすぎている。それが流行と言われればそれまでだが。最近の売れている曲はタイアップが多い。でも曲がドラマ等とタイアップしてイメージまで押し付けるのはどうかと思う。曲のイメージは自分で感じたまま、決めたい。
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