Diary




2001年12月13日(木)
オンリーユー

 今朝は朝ごはんに『ラピュタのパズーのトースト』を食べた。
 わかります? えーと、目玉焼きが載ってるの。(笑)
 昔初めてラピュタ見たとき、しばらく妹と一緒にそれがブームだったなぁ。
 パズーとシータはあれを、目玉焼き先にぺろりと食べちゃいますが私はむしろちゃんと均等に配分して残しながら食べる。
 性格が出るなー。
 妙なとこで几帳面。肝心なとこでとても雑。
 特に時間にはとてもルーズ。(良くない)


 クラスの友達にスピッツインディゴ地平線を借りた。ナナへの気持ちとバニーガールが現時点でとりあえず、とてもお気に入り。



 せっかくだからねぎを刻むの話をしまーす。
 江國香織さんの、暖かなお皿 に収録されている短編。新潮文庫のつめたいよるに に入ってます。
 孤独、といえばこのお話だ。私にとっては。
 読んだのは高校のときなはずで、とても実感した。このお話で、江國さんに完璧に惚れたと言ってもいい。
 一人暮らし始まってからの今としては、さらに、電話――留守電に関する気持ちのところをなおさらとても実感する。

 孤独、とひとつすぱりと名をつけられないような不定形な気持ちのときはねぎじゃなくて、台所で寝ることが代名詞となる。
 これはばななさんのキッチンよりです。うん。あからさま。(笑)
 『一人暮らししたらぜったいたまーにキッチンで寝るっ』って私言ってたけれど、いざ一人暮らししてみるとワンルームの部屋ではキッチンも何も全部ひとつの部屋であって、あまり意味が無かった。
 それでもたまに床に布団引き摺り下ろしてわざわざ寝ることはある。これは昔から。うん。昔から。
 さかのぼって考えると、『かくれてしまいたい気持ち』になるのかな……。
 (単語を古文的に解釈??いやいや。)
 

 最近日記が饒舌なのは、村上春樹さんを読んでいるから。


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