■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2004年12月08日(水) 声の魅力、キャスティングの妙 ||


■またまたネット落ちしてました。連日、何かと多忙です。
一応、備忘録的にアニメ感想。

■も〜、泣きました「NARUTO」!!
自分はどんなにバカにされてもかまわないけれど、シカマルをバカにされるのは許せないチョウジ。チョウジは本当にシカマルが大好きなんだな、と思ったら、あまりに健気で涙が止まらなかった。そんな私を、ぽかんとした表情で亭主が見ていたが、かまうものか。
猪鹿蝶トリオ、大好きです・・・最近いのちゃん出て来ないけど。
来週もイトケンウィーク第2弾。

■でもって、「BECK」!!いや〜、やっぱり面白いな〜。
先日、「げんしけん」と「BECK」のための1週間、と書いたけれど、本当にそんな感じで。私はこういったサクセスストーリー的なオハナシが大好きだ。パシリにされ、カツアゲされ、せっかく直ったギターも壊され、それでも泣き寝入りするしかなかったコユキに、ジリジリとしたものを感じていたが、放送室を占拠したり、水泳大会で優勝したり、今回はあの力也君に向かっていったりと、なんとも爽快感漂う展開で。ありがちかもしれないが、そこへ助けに入った千葉君も、カッコよく相手をノシたりはせず、やたらと等身大なところがまたたまらない。耳コピでダイブリの新曲を弾いたコユキに対して、兵藤が一目置くようになるのか、とか、真帆や泉ちゃんとの関係はこれからどうなるのか、など、少年の成長も含め、すっごく楽しみであり。
とにかく、じれったいほど丁寧な作品で、非常に好印象。
娘は竜介君がお気に入りなようだが、私はサクと千葉、平も大好きだ。特に、クールでファンキーなノジケンからは目が離せない。

■明後日は「千と千尋」がある。「パンダコパンダ」以来、宮崎作品は、ほとんど観ているし、中でもジブリ作品にいたっては、あらかたDVDを持っているけれど、何十回繰り返し観ていようが、テレビでやるとなると、つい観てしまうからジブリ作品はスゴイ。
どれもが秀作だと思うけれど、私は特に「ナウシカ」と「紅の豚」が大好きで、数え切れないほど繰り返し観ている。亭主は「ラピュタ」、娘は「トトロ」と「もののけ姫」が大好きであり。
宮崎氏のキャスティングに関しては、ワイドショーなどでもその度取り上げられ、話題にのぼるわけだが、個人的には、いつも絶妙なキャスティングだなあ、と、思っている。確かに、「千と千尋」なんかはちょっとやりすぎかな?と思わなくもないが、湯婆婆やハク、釜爺など、非常によかったキャスティングも多い。最初に声を聴いた際、凄まじい違和感に襲われた「紅の豚」のマダム・ジーナも、繰り返し観ているうちに、なんとも言えない味わいを醸すから不思議だ。
プロの声優を起用すれば、確かに「作品として」は更に完成度の高いものになるかもしれないが、あえてそうしないところも、宮崎作品の魅力なのだろう。あの素人っぽさすら、万民に愛される所以なのではないか。
上手く言えないが、「トトロ」のお父さんが糸井氏なのは、「ガンダム」のシャアが池田秀一なことくらい大切なことで、「もののけ姫」のアシタカが松田さんなのは、「エヴァ」の渚カヲルが石田彰なことくらい大事なことな気がする。
上手い下手に限らず、「味」というものが必ずある。「サムライチャンプルー」のジンがそうだし、「BECK」の竜介君がそうだ。特に銀平さんは、なくてはならない人になった。最初は「あれ?」と思うのだが、そのうち癖になる、そんな魅力もある。要するに、誰が演ろうと、面白いものは面白い、そういうことだ。
「ハウル」はまだ観ていないし、劇場で観る予定もないが、ていうか多分、またDVDを購入することになるのだと思うが、やはり非常に楽しみである。

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■そう言えば、「トリビア」に神谷氏がご出演で。
「この人、キン肉マンで冴羽僚でボンボンだよ」
と言ったら、亭主と娘が横でへぇ〜へぇ〜へぇ〜と言ってました。

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