■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2004年08月06日(金) 夢で会いましょう ||


■「彰と水族館に行く夢」を見たのは私ではありません、ものすごく残念ですけれど。(私信)

■そう、夢で思い出したのだが。
今朝、朝ごはんを食べながら、娘が。
「ねえ、ゆめにさー、あのまほうつかいがでてきたじゃん?」
「え・・・いや、ママの夢には出てこなかったけど」
「ええ?でてきたじゃん、むらさきの、きてたじゃん」
「・・・・ることママは違う夢を見てたと思うな」
「ちがうくないよ!ままもみてたじゃん!!」
「見てない」
「みてたってば!」

埒が明かない。しかし、これもそれも、すべて亭主が悪いのだ。先日も、
「ねえ、ぱぱ。きょうね、るこね、○○のゆめをみたよ!」
「あ、○○でしょ?パパも見たよ」
「ほんと?」
「パパはね、いつもることおんなじ夢を見てるんだよ」

嘘をつけ。

「でね、××がでてきたじゃーん?」
「うん、出てきた出てきた」
「おもしろかったよねー」
「ねー」

・・・・なにが「ねー」だ。

夜は夜で、
娘:「ぱぱ、おやすみ〜」
父:「おやすみ」
娘:「またあとでね〜」
父:「うん、あとでね」
母:「あとで・・・?」
娘:「ゆめのなかで、あうんだもんねー」
父:「ねー」

だから、なにが「ねー」だ。

この鬱陶しい父娘を何とかしてください。ていうか、私をそのドリームに巻き込むな、頼むから。

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■「虹の入江」のレビューで、あからさまに催促したら、続編もお貸しいただけたので(笑)そちらを読もうと思ったのだが、その前に読んでおきたい本が数冊あったため、昨夜は、遅くまで本を読んでいた。
榎田さんの「少年はスワンを目指す」と、「ラブトラ3・100ラブレターズ」である。
まず、「ラブトラ」の方だが、正直、イマイチでした。多分、期待が大きかったせいだと思うのだが、タイトル自体が思い切りネタバレで、しかも、「エロティック・パフューム」と、ことごとく類似していて、なんだかなあ、という感じ。確かに、「こんなヤクザはいないけど、カッコイイからまあいいやの会」、いわゆる沓澤亮治ファンにはたまらない作品であるかもしれないが、内容的には、珍しくつまらなかったです。最後の、太平洋戦争時の話も、榎田さんらしいと言えばらしいのだが、今回は説教くささの方が勝ってしまった印象。でも、隠れ杣さんファンとしては、今回のセリフの多さに、ちょっと驚きつつもしびれました。それにしても、髪が少し伸びた核が、また色っぽいやらカッコいいやら、私は断然お兄ちゃん派です。星は★★★。
次に「少年はスワンを目指す」だが。榎田さんの学園モノって、それほど多くはないのだけれど、結構面白かったです。ただ、受けキャラは「猫はいつでも・・」のシュウ、「largo」の六実、あるいは「眠れる森の王子」のショーン、という、逆毛立てたネコネコしいネコであり。特に「バレエ」を題材にしたそれは、いやでも「眠れる・・」を思わせる。でも、比較的コメディ色が強いせいか、私は非常に楽しく読めた。攻めキャラが魅力的なのもポイントが高い。書き下ろしの部分は、返って蛇足な気もしたが、青春だし、ま、いいか。星は★★★☆。
榎田さんの作品は、「魚住くん」シリーズは別格として、「オール・スマイル」が一番好きだ。なぜなら、王子沢が一番好きだから〜♪ならば、どうして「ワーク・デイズ」じゃないのか。そこら辺が微妙なところなんだよね。(笑)
あとは、「ハンサムは嫌い。」が大好き。「Blue Rose」や「明日が世界の・・」みたいな雰囲気と、「好き」の方向性が二分される気がするけれど、どちらかといえば救いのある話が好き。脇キャラが魅力的な作品が特に好きです。

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