■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2004年02月17日(火) ゆきゆきて、温泉 ||


■事の発端は、亭主の「4連休取れちゃった・・」という、連休前々日のいきなりな発言から。そういうことはもっと早く言えよ。
亭主の4連休など、結婚してから初めてかもしれない。自分たちの結婚式のとき、新婚旅行も含め9連休をとったが、多分それ以来だと思う。
娘も春から幼稚園だし、せっかくなので、家族でどこかに行きたいのは山山。しかし、何せお金がないっ!by綾瀬雪弥・・なわけで、だってほら、教材費と制服代、払ったばかりだし。でも、せめて1泊でいいから温泉にでも行きたい。

「あ、お義母さん?マドカです〜、こんにちは〜。実は急に連休が取れちゃって〜、ええ、そうなんですよ〜。せっかくだから温泉にでも行きたかったんですけど・・ええ、そうそう、制服代とかでずいぶんかかっちゃったでしょ?せっかくとれたお休みだけど、今お金ないし、ウチでゆっくりしようかと思って・・・ええ、るこを温泉とかに連れて行ってあげたかったんですけどねえ、こればっかりは・・・え?いや〜、そんなわけには・・いえいえいえ、そんな、ダメですってば・・でも・・・そうですか・・?でもなんか悪いなあ・・ええ、ええ、そんな・・どうもすみません・・・はい、わかりました。じゃあお言葉に甘えて・・ええ、ほんと、すみません〜。」

そんなわけで、亭主の両親の好意で、温泉へ連れて行ってもらえることに。そんなつもり、全然なかったのにー。←大嘘(確信犯的名演技)

私は埼玉生まれで、亭主も東京生まれなのだが、二人とも実家は日本海側、同県にある。お互いが同郷だということは、付き合い始めてから知った。しかし、これはとてもありがたい偶然であり、実家に帰る際、非常に経済的である。
私は思いつく限りにアニメの録画予約をし、何冊かのBL本と数枚のMDをバッグに突っ込み、新幹線のチケットを取った。

当日、新幹線とローカル線を乗り継ぎ、まずは亭主の実家へ。着く早々、義父の車で温泉へ向かう。有り難いことに部屋は両親とは別々、日本海ビューの最上階だ。大浴場から露天と、娘とともにお風呂を満喫し、部屋へ戻ると食事。カニ&カニ&カニ、そして海老。義母が伝えてくれたのであろう、娘の誕生日ケーキのサービスもあり、至れり尽くせり。娘は、その後もじーちゃんと風呂、ばーちゃんと風呂、と、大きなお風呂におおはしゃぎな様子で、とにかく楽しそうだった。改めて義父と義母に感謝。

食事中、さすがに「見たいアニメがあるんですけど」とも言えず、「十二国記」の最終回を見ることはできませんでした。ま、録画予約はしてあったけどね。
・・・こんな嫁ですみません。


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