|| 2003年11月09日(日) 今更ですが第7レース ||
■「おチビちゃん、わらった顔のほうがかわいいよ」
初めて声優という存在を知ったのは「キャンディ・キャンディ」、初めて名前を覚えたのは井上和彦、私のルーツは、まさしく井上和彦であり。当時の「月刊なかよし」にカズヒコさんの写真が小さく載ったとき、「ああ、この人が私の王子さま!!」と、幼い胸に焼き付けたものだ。それが一度目の結婚記事だったとしてもね!
■昔話はともかく、さ、予選第7レース。・・・忘れていたわけじゃありませんよ、ええ、全然忘れてなんかいませんとも。(←忘れていたらしい) 別に、「セクシーボイス杯、続きはどうしたの?」などというメールを頂戴したからというわけではなく・・・いえ、そんなわけです、すみません、嘘つきました。意味のわからない人はこちら。
■長い長い年月を経て、BLな井上和彦初をめて聴いたのが「グラビテーション」。いや、ショックでしたよ。前々々婦人が女性向け雑誌で書いているエロマンガを見たときよりもショックでした。ま、そんなことは措いといて、今回は「純情BOY・・」からのエントリー。
「私の愛がたっぷりと詰まったプレゼント、じっくりと味わって」
そんなエロ声で、何を言ってるんだ、私の王子様は!?(泣) 「かわいいよ、純」の「かわいいよ」は、もう既にアンソニーのそれではなく、野獣教師の妖しい囁きになっており、とても複雑な感情に支配される。うう〜、エロいよ〜、助けてポニー先生〜。
■で、犬好きのドクター、賢雄さんですが。一貫して抑揚のない、淡々とした台詞の中にも、感情の高ぶりと狂気が見え隠れするとき、背中にゾクリと走るものがあり。それでいて、ふわりとした、つかみどころのないソフトな耳障りに、また違うものが背筋を走る。
後ろめたさのない(それはそれで問題だが)陽気なエロ声と、渋さと寂しさの入り混じった陰湿なエロ声。年輪を重ねた大人ならではの渋さも兼ね備えたこの対決、これももう、好き嫌いの範疇でしか結論は出せないわけで。それでも、同じ変態でありながら(失礼)落ち着き払った攻めが印象的な、ドクターの勝ち、っていうことで。
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