■ ヘッド・フォンから石田彰
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|| 2003年09月25日(木) あーさんと「どこまでも」いっしょ ||


■今日は絶対に第5レース、と思っていたのだが、フィッシュ・アイにやられてしまったので急遽予定変更。もう可愛すぎてどうしよう。今更だが、「あやかしの森!美しき妖精の誘(いざな)い」は、間違いなく来世へ残すべき名作だ。ダイアナに追い詰められて爪先立ちになった彼のかかとの可愛さと言ったら!私は猫が大好きだけれど、彼のためならもう、この世から存在自体消滅させてもいいです。なんならドラえもんも。でも「うちのタマ」は比呂くんが悲しむからちょっと考えさせて。それにしても、あまりに悩ましいシャワーシーン、アイラインを引く際の完璧な鼻歌、ルージュを塗る横顔の妖しさ、それを見て赤くなるホークス・アイとタイガーズ・アイ、千葉一伸に押し倒されてバンザイしたときの脇の下まで美しい。鏡を覗くときの足が微妙に内股なところも超ラブリー。土、日の分も含め、「あーさんといっしょ」に永久保存×3。

■「D・N・ANGEL 」の最終回だが。最後、双子が駆け寄ってきたとき、「梨紗、来るな、来ないでくれ!!」と心の中で叫んでいた。だって、このままでは、メガネをはずしている上、半裸のドロンパくんを梨紗に見られてしまう。これでは梨紗がやられてしまい、如いては、ドロンパがやられてしまう?っていうか、横で色気付いてんじゃねーよ、中坊。梨紗もその気になったらどうしてくれるのよ。お願いだから意味深に見つめあったりしないで。ドロンパくん、どうかひねくれたまま、ヒムロッチのような大人になってください、合掌。

■本日、9月25日、富山敬氏の命日である。もう8年も経ったなどとは、信じられない。古代進亡きあと、「ちびまる子ちゃん」の友蔵を同じくヤマトの真田志郎が跡を受け継いだのは、あまりに有名な話で。富山氏というと、もちろん先に述べた古代進をはじめ「銀英伝」のヤン・ウェンリー、「タイムボカン」シリーズのNAなどが真っ先に思い浮かぶのだが、それでも、私の中での一番は、やはり「キャンディ・キャンディ」のテリュース・G・グランチェスターであろう。ラジカセ待機で放送を待ち、家族に音を立てるなと命じ、カセットテープに声のみを録音した。再生ボタンと録音ボタンを同時に押す指の感触まで、鮮明に覚えている。翌日には学校で、すべての台詞をそらで言えるほどに何度も何度も聴いたものだ。思えば、私を一番最初に夢中にさせたアニメだっただろう。亡くなった後でも、こうして人の心に残るというのは、やはり素晴らしい仕事だな、と思う。ご冥福をお祈りいたします。


↑エンピツ投票ボタン(タイガーズ・アイと違って、フィッシュ・アイは最後まで見届けません)

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