リュカの日記

2007年01月24日(水)

今日は午前5時半過ぎに目が醒めた。
まだ昨日の疲れが残ってる。
寝起きから、また猥褻された男の子達の事が頭に浮かんだ。
そういった現実を知ってしまったから、俺はどんな状況であれどんな状態であれ、常に心にわだかまり、しこりを感じる。
そこから抜け出す事が出来ないのだ。
何か嬉しそうな事、楽しそうな事が起きたとしても、そのものだけを実感している事が出来ない。
むしろ、そういう事が起きた時こそ「でも、そういう子はやられてるんだな・・」と陰惨な気持ちになったりしていて。
楽しい事、嬉しい事だけを感じているという事を、俺は自分に許せない。
一生この状態から抜け出せないんだな・・・
そう感じて、ゾクっとした気持ちになった。
空気がとても重苦しくなる。
現在午前6時45分。
最近また欝期だろうか。

胸が苦しくて泣き出したいような気持ちが続く。
どうしようもないんだな。
それが本当にたまらない。

今日の授業は2時限目から5時限目まで。
昼休みに学校に到着し、弁当を食べた。
授業は3時限目から出席した。
3時限目の授業は「日本史特講」
この授業は、今日は試験だった。
あまり興味の持てない授業だったので、俺は殆ど真面目に受けていない。
なので、適当な事を書いて答案を埋めるしかなかった。
相変わらず、今日も胸が痛くてたまらなかった。
早めに試験を切り上げて、俺は教室を出る。
喫煙所で、タバコを立て続けに2.3本吸う。
この気持ち悪さは何だろう。
グッタリとした気分で、何をするのも苦痛に感じる。
そうか、今俺が包まれているこの感覚こそ絶望感だな。
そんな事を考えていた。
4時限目の授業は「GIS演習」
ちょくちょくサボっている授業なので、殆どついていく事が出来ない。
俺がパソコン関係で何かを覚える時は、字面から知識を吸収する事が殆どだ。というか、ほぼ全てだ。
アプリケーションの使い方とか口で説明されても、右から左に抜けていく。
なので、この授業は結構苦痛だった。
4時限目の授業が終わる。
相変わらず気分が悪い。
『もう駄目だ・・・』なんて気持ちがずっとある。
5時限目は「フランス語」
必修科目だし、語学が苦手な俺としては『今回こそは終わらせたい』という意識から、この授業は真面目に受ける。
やっぱり辛い。
授業中、気持ちがあまりに沈み過ぎてて、絶望的で、嘔吐したい気分になった。
授業が終わり、家路に着く。
帰り道も、やっぱり気分が悪くて辛かった。
何が俺に対してここまで絶望を感じさせているのか、もはやそれを頭の中で言語化する気も沸いてこない。
『考えたところで、どうにもならない事に変わらないだろ』と。
何が自分を苦しめるのか、言語化しなくても分かってる。
また、言語化を試みたところで、その根底にあるものを正確に言葉で表現する事なんて不可能だろう。
それらの意識が、自分が今感じているこの『絶望感の正体』を突き詰めようと試みる事を、この上もなく面倒でしんどい事に感じさせて。
結局、嫌な気持ちを感じるだけ感じていながら、俺は何も考えなかった。
この後、夕食も食べなきゃいけないんだな。
当たり前の事を当たり前にこなす事さえ、息が詰まって重苦しい。
自室で夕食を食べる事を想像するだけでも苦痛に感じ、手早く外で済ませてしまおうと、俺は王将でご飯を食べた。
美味しいとかそういう意識も全く無い。
面倒ごとを早く終わらせてしまいたいとか、そんな気持ちでご飯を食べる。
それから俺は家に帰った。
最近、学校から家に戻ると、いつも意識がまどろんでくる。
今日も頭がボケボケだ。
現在午後20時47分。
フッと消えてしまいたい。

俺はC君に憎まれていたから、最近欝がぶり返してきたのもC君の向けた力が作用しているせいなのかな、とか考えてしまう。
もし違っていたら失礼だけど。
現在午後21時05分。
今日はそろそろ横になろうと思う。
グッタリしている。


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