リュカの日記

2006年12月14日(木)

今日は午後12時前に目が醒めた。
エロい事を浮かべてしまって、寝起きから気持ちが高揚している。
陰鬱になるような、とてもネガティブな妄想なのに。
妄想というか、実際に起きた出来事だから現実だ。悲惨な現実。
それを浮かべて高揚してる。

今日の授業は2時限目から3時限目まで。
俺は3時限目が始まって少ししたくらいの時間に学校に到着した。
まず、食堂に向かう。
しかし、ランチは終わってた。
食堂のおばちゃんが、「今は弁当しか残ってない」みたいな事を言うので、俺は食堂で弁当を買って食べた。
3時限目は「哲学概論」
「人生の中で一度でも『生まれてきて良かった』と思える事があったなら、それは自分の人生を全肯定した事になる」みたいな事を教えてた。ニーチェの言葉らしい。
俺は一度だけそう思えた事がある。
あの子が自分の前に現れてくれた時だ。
しかし、あの子は汚されていた。それを知らずに生まれた事を感謝したのだ。
「生まれてきて良かった」が偽者になってしまった俺の場合はどうなのだろう。それでも人生を肯定した事になるのだろうか。肯定したものそのものが、最初から存在しなかったのだと知った後でも。
授業が終わり、図書館に行った。
図書館で「マトリックス レヴォリューションズ」を最後まで観た。
それから家に帰ってきた。
最近、男の子をそういう目に遭わせる奴らやその行為を、自分が受容しているんじゃないか、と感じる事が増えてきた。前ほど憎しみが沸いてこない。
単に『慣れ』によるものだろうか。
俺はそういう奴らを許したくないのに。


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リュカ

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