囁き
DiaryINDEXpastwill


2005年07月30日(土)

 大袈裟だろう。けれど、僕の中で渦巻く。

 昨日のことが、僕を苛む。なにを考えている?くだらない。阿呆以外の何物でもない。

 僕は、何も変わってはいなかった。あのときの、愚かな存在と。ただ、考えているふりをして何もしていなかったあのころと。僕は、何も変わってはいない。ならば…同じように、身を置くべきなのだろうか。

 仲間のことが、頭から離れない。つい最近、逝った仲間。お前は、なにを考えたんだ?最期のときに。他の仲間たちのことが、浮かぶ。お前らは、最期になにを思った?
 彼らの死を、卑しめたくない。だから、僕は言う。『お疲れ様』と。新でほしくない。いや…なかった。けれど、それでも彼女たちは選んだ。ならば、受け入れるべきだろう。受け入れないとしても、何も変わらない。生き返るわけではない!生き返るわけじゃないんだ…
 だから、不遜なんだ。助けたいと願うことは。笑顔になってほしいと願うことは。僕は、何もできなかった。それだけなんだ。たとえば、あの後輩はその仲間じゃない。例えなにをしたって、そのことが何か変わるわけじゃない。僕は、何もできなかった。ただ、それだけ。もちろん、今を変えることはできるだろう。けれど、それとこれは何も変わりはない。

 それがすべてじゃないだろう。ただ、人に好かれたいと言う気持ちだってあるのだろう。吐き気がする。ここのところ、うまく眠れない。このことじゃないけど。ただ、時期なだけだろうね。だって、その前からそうなんだもの。明け方、吐き気とともに目を覚まし、吐いて、また眠る。目が覚めると、それが夢だったのか、事実だったかもわからない。現に、わからないまま。
 人に好かれたい。人間として当然の考えかもしれない。けれど、その先にあるものは?男女の仲を望まれたら、僕は傷つける。自意識過剰ですむなら、それでいい。けれど…けれど?
 僕に、下心は本当になかったか?なかっただろう。けれど、くっつくことを望みはしなかったか?この問いには、答えられない。無意識下にあったかもしれない。実感はしていないけれど。なぜなら、帰れたはずなのだから。どんな理由をつけようが、それでも、帰れたはずだから。

 罪…違うよ。これじゃない。僕が思う罪は、彼女に対して。これを知れば、嫌だろうね。けれど、ご覧のとおり僕は堕ちている。彼女は、どこにぶつければいい?僕は、卑怯だ。例えぶつけても、僕は堕ちていく。彼女が、それに何も思わないと?
 明日、友人と飲む。この話の一端は知っている。このことを聞かれれば、僕は話すだろう。怖ろしい事に、僕は、彼女が嫌がるだろうということ以外は、悪いことをしているという気持ちもなく、人がいれば、僕は語り部…道化師を演じてしまう。何年もの人生で、僕はそれをプログラムしてきた。僕の意思など関係無しに、僕の口から吐き出される。僕が心からまずいと思っていること以外は。そして、僕はきっと心からまずいと思っていない。何より、今回飲む一番の肴が、この話なんだからね。そして、それは確実に彼女の耳に入る。そして僕は、卑怯になる。

 疲れているんだ。けれど、真実なんだ。久しぶりに、手首にナイフを置いた。その冷たさが、安らぎをくれた。血も出ないほど薄く、腕の皮膚を削ってみた。

 さて…昨日の日記を書くためにも、気力を振り絞らなきゃいけないな。昨日のテンションと考えを思い出して。昨日のまま記して、眠ろう。再認識して。


beyond number |MAIL

My追加