囁き
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2001年02月27日(火) |
TOO MUCH PAIN 〜『アンドロメダ』〜 |
BLUE HEARTSの歌。最近頭の中で回ってる。あの歌にあるように、元カノと僕とは『それぞれの痛みを抱きながら 僕等必至で分かり合おうとしてた 歯軋りをしながら』付き合っていた。 やっぱ・・・罪悪感だね・・・結局彼女を裏切り、捨てたことが、痛い。『もう二度と戻ることはな』くても・・・恋愛感情は、元カノには無い。今の彼女だけ。僕を縛っているのは裏切りという行為。 人を裏切ること。踏みつけること。つまりは、傷つけること。最低で最悪な行為だと、昔、教えられた。人の、自分に対する負の感情の涙ほど、痛いものなんて無いよね・・・ せめて、憎んで欲しかった。僕が消えたという事を、あの娘が憎んでくれたら・・・でも、受けとめて、待とうとしている。僕は、あの娘を裏切り続けている・・・「いつまで連絡取れないかわからないんだよ?ずっとかもしれない」そんな言葉にも、彼女は動かなかった。ただ、待つと・・・それが、将来的に真実かどうかなんてわからない。あの娘にも、大切な人が出来るだろうと僕は信じ、祈っている。けれど、裏切りの罪は消えることなんて無い。それはそれで、事実として残るだけ(そしてそれは、あの娘だけではない。連絡を取っていない友人全てだ)。 精神が落ち込み気味だからだろうか、こんな事を考えているのは・・・そうだったら、いいな・・・
(『』内は、TOO MUCH PAINからの抜粋です)
『アンドロメダ』 俺はもう光り輝くこともない 打ちのめされた暗闇の中 一人寂しく震えているだけだった 人の心を傷つけた見返りに 餓鬼という事を知らしめられた 分かっていたけれど知りたくはなかった 心が壊れていくのが手に取るようにわかる もう誰とも話したくはない 暗闇のカラの中に閉じこもる 音もない 光もない部屋の中で 時間だけがただ過ぎ去っていくのを信じて いつも逃げつづけていたけれど 逃げる場所がなくなればどうすればいい? 人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 俺はどんどん太くなる鎖を恐れて もう他人との接触を止めた
光が差すことのないこの暗闇に 自らこの身をおいていたはずなのに 一人が怖くなり 光を求めて外へ飛び出したくなる でも自分の心が傷つくのはまだマシだった 他人の心を傷つけたことは 僕が考えていたよりも恐ろしい罪だった その罪を犯してしまったのだから このくらいの罰は受けるべきなのだろう 誰一人出会うこともなく 一寸先をも見通せない闇の中 今まで傷つけてきた人の顔を どうにか思い出そうとするけれど 多くの人が頭をよぎって 全てを思い出すことも出来やしなかった 人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 太くなりすぎた鎖を握り締めて 首をしめても死ぬことは出来なかった
人を傷つけたという大きな罪を背負い 光を避けて音を立てずに歩く 罪の意識の鎖に雁字搦めにされて 気がつくと死の海が 目の前に競り上がっていく 逃げようと身をよじっても そんなことで切れるほど細い鎖じゃない 俺はもう逃げようとするのをやめて 死の海に飛び込もうとするけれど 罪の鎖がそれを許さない 俺は死ぬことも許されなかった
死の海が競り上がってくる 俺はゆっくりと手を合わせる 罪が許されることを祈り・・・』
中学2年。自分の行動で、人の傷ついていく様をまざまざと見てしまったときのもの。さすがに死を考えたわけではないけど、死んですむなら、死にたかったかもしれない。情けないくらい、落ち込んだ。このときと、中学3年のときに、人を裏切った事で、二度としないと誓った。どちらかが傷つけるなら、僕が傷つくほうを選ぶようになった。人の笑顔が見られるなら、僕が傷つこうがいいと。それは、今でも変わらない。 おかしいかな?でも、そういう奴が一人くらいいてもいいんじゃないか?
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