2004年09月08日(水) 必要のないものばかりで満たしていく
 

出入り口になにかがつまってしまったようで
苦しくて息が出来ない

すきまから
濁った空気ばかりを吸い込んで
体の中から腐っていく
そんなことばかり考える

きみはわたしの逃げ道で
その優しい手のひらでなければ
何にも感じない
痛みも快楽も悲しみも
空洞になって抜けていく

その優しい手のひらが
いつかわたしを
もう立てなくなるまで
傷つけるんじゃないか

それが怖くて
わたしはうそがうまくなる





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