目をつぶらなくとも部屋はじゅうぶんなほど暗いあなたの体温が触れているところ以外すべてが無になるわたしは心を熱くする徐々に進んでいく夜窓をうつ優しい雨溶け込んでいく暗闇わたしたちのささやく息すべてが無になる熱を持ったその一点に神経を研ぎ澄ます世界が今、ゆりかごにかわる