道路に続く白い線暑さでゆらゆら揺れている引っ張ってもう動けない後ろに倒れるふりをして慌てた君を見て笑う大声で歌うひとの喉がかれていることに気づいた人は何人いるだろうあのひとは朝から歌ってる渇いた喉を潤してしたたる汗を拭い去りぼんやり座って見つめる道路の先の白い線もうすぐバスが来るどこに行こうどこに行こうどこへでも誰かわたしを引っ張って君とならどこへでも。もうすぐ、バスが来る