2004年06月21日(月) バニラ。
 

胸の奥に小さな灯りが燈る
まるでアロマキャンドルのような
甘い匂いを漂わせて

心地いい
心地いい
なぜか少し切なくて
なにかが込み上げてきて泣きたくなる
けれど途方もなく愛しい

たとえば誰かの腕の中のような
絶対的な安心感
君を見つけるたび
そんなことを思う

君は知らない
きっと、君は知らない。

こんなに静かな夜は部屋の明かりを消して
胸に宿った小さな灯火を確かめる

心地いい
けれど少し切ない
漂う甘い匂いは
どこか君に似ている






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