頷くふりをして大好きな平凡な空を見上げるそうやって君はいつだってわたしを見ようとしないで遠くばかりわたしの行けない遠くばかり騙すなら隠すならもっと上手くして甘い夢を見たまま騙されるように辛い時間が少しでも短くなるように君の行きたい世界はいつだって遠く大きくここから見えない世界わたしのいない世界わたしは君のいなくなった世界で遠くを見て立ち止ったまま君はいつだって遠くもう空気すら違うようなそんな世界で。