ゆっくりと道を辿って見上げた空は薄紅色君はどこへと向かったのだろうわたしは今も昔もただ追いかけるようにして少しずつ緩やかに進んでいる美しいものを見つけるたびになにかに心を打たれて息をのむたびに君が隣にいればと思いながらも君はどこへと向かったのだろうそれすら知らずけれども追いかけるように君を想い、わたしは今もここにいる