空気を振動させて君に伝わっていく音色は今も昔も変わらずどこかぎこちなく、たどたどしくわたしが笑えば音が空気を振動させていくように君に幸せを伝えてくれるものと今でもそう思っているわたしはあなたの笑顔が優しすぎて泣いてしまいそうになるけれど(幸せの大きさのせいなんだろう)ぎこちない音色を吐き出しながら見上げた空はどこまでも続くように青かった幸せもこんな風であればいいわたしは人知れず、そう思う