いつの間にか私の又の間にある彼の頭。
私はされ慣れてない。
前の彼はほとんどしてくれなかった。 数年つきあって数えるほど。
D君は指を優しく動かしながら、舌は私が一番感じる動きをしてくれる。 ペロペロ、じゃなく、吸われるのが感じるみたい。(自分のことなのに)
「反応が全然ちがうよ」 って言いながら、D君は、私の感じるように動き方を変えてくれた。
「私イッたことないから…(もうやめていいよ。イカせようとしなくていいよ)」 って小さな声でつぶやく。
「だったらなおさら」って頑張るD君。 一生懸命感じさせようとしてくれるD君が愛しくて胸がいっぱいになった。
「ホントにがんばらなくていいから…」消え入るような声で言う。
このとき私はD君のを口に入れたかどうか…記憶にない。 「上手だね」って言われたのがこのときなのか。それとももう少しあとのことか。彼が入ってくるのはこの直後だけど。
もう充分に潤っている私の中にD君が入ってくる。 D君のは今までの誰よりも(過去の浮気に出てくるKよりも)大きくて、ちょっと入っただけでイッパイになった。初めての感覚。少し動くだけで快感が襲う。
「いっぱいになっちゃう」 私のアソコが彼のものでいっぱいになるっていう意味と、どんどん彼のことを好きになって、これから先私の心の中も彼でいっぱいになってしまうっていう意味がこめられた一言。
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