ひとりびっち・R...びーち

 

 

痛み - 2002年04月11日(木)

 あああ・・・
 
 ううう・・・
 
 いいい・・・いった〜〜〜い!

 というわけで、びっちサボリのバチが当たったのか、現在、歯痛の真っ只中。

 痛み止めのタブレットを嚥み下しながら、ダライ・ラマ猊下の言葉を思い出す。

 「自分の頭と心と体、それぞれが別のことを言っていたら、体の言うことを信じなさい」

 痛みは、一番はっきりと聞える体の声だ。

 こんな大声になるまで、聞えないふりをしていた私がバカモノだった。

 ・・・って、いつも思うのだが、同じ事を繰り返している。

 たとえば、筋力に対して体重が多くなると、腰やら膝やらがそっと愚痴をこぼしはじめる。

 これは、体のつぶやき。

 でも、心はもっと美味しいものを求めるし、頭はそれに合わせて上手な言い訳を用意する。

 つぶやきが悲鳴に変る頃に慌てても、大抵は後の祭だ。

 自分の体というのは、一番身近な「自然」だから、一番手っ取り早い自然破壊をしているともいえる。

 超肥満体の野性のゾウとか、拒食症に悩む野性のヌーなどは、たぶん存在しないだろう。

 まったくもって、人間の頭と心、いわゆる意識ってヤツは厄介なものだ。

 そして養老先生に言わせれば、その意識ってヤツも「脳のはたらき」という体の一部なのだから、ますますややこしい。
 
 ま、とりあえず、ややこしいことは痛くなくなってから考えることにして、保険証を枕元に置いて、今日のところはさっさと寝ようっと。
 


...




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