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2003年03月01日(土) 大学いも



一人暮らしで自炊してると揚げ物を食べる機会が減った。
何故なら油をためておく鍋がない。
一回使っただけで捨てるのはもったいないし。

だが先日タケノコを買った時、何を思ったのか、
天ぷらにしようとひとつの鍋に油を2cmほどためて使用した。
もちろんそれだけで捨てる訳もなく、
油があるうちに揚げ物作っとくか、というかんじで作ったのがコレ。

<作り方>
さつまいもは水洗いして乱切りにし、よく水気を切ってから油に投入。
めんどうでも水気はふきとろう。
さもないと油がはじけまくり台所は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図となる。
きつね色になる手前で取り出しておく。

次に飴。
熱した鍋に砂糖を入れる。この時は絶対に弱火。すぐこげるからね。
砂糖が溶けて水飴状になっていくのにある種の感動を憶えつつ、
水、はちみつ、(たまたまあったので)那智黒の巻き飴を入れる。

いいかんじにとろとろになったら先の揚げたポテトを投入。
こねこね混ぜる。
そして最後に重要なもの。黒ごまを入れる。
大学いもの香ばしさはこの黒ごまに依っているところが大きく、
黒ごまが大学いもを大学いもたらしめてる、と言っても過言ではないので、
大学いもを作ろうと思った時、黒ごまがなかったら、
すぐに買いに走るか、潔く作るのをあきらめましょう。

ただ今回、水の量が少なかったのか、ポテトを被う飴が、
冷めると文字通り飴のようにカチカチに固まってしまった。
いもをべっこう飴でコーティングしました、みたいな食感は
それはそれでまぁ、おもしろかったです。


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