昨日は久しぶりに、 感じたままを文章にして、 ちょっと被害者ぶってみたけれど、
今日になって考えてみれば、 寺島は別に悪いことなど何もしてないし、 あたしが変わらなければいけないのは明白だから、 悩むことなどないと思えた。
実際もしあたしが、 第3者としてこの話を聞いたなら、 「そんなオトコとは即別れて、 そして痩せて見返せばいいじゃない!」 とあっさり言いたくなってしまう程度のことだ。
言いたくなるなら、まず自分がそうしないとね。
昨日、寺島と別れてから。 街でずっと我慢してた涙が出てしまって。 いつもだったら、 家に入ったらすぐ部屋に入ればいい話なのだけど、
生憎昨日は、インフルエンザの弟へのおみやげがあって。 どうにも渡さなきゃならなくて、 家族に赤い目をしながら笑うということをしなきゃいけなかった。 しかもタイミングの悪いことに、 父まで帰って来ていて、 確実に見られて。
きっと心配しただろうな。 母にはほとんど話してるから、 見当がついただろうけど。
あたしが帰宅したとき、 夕飯は出来上がってこれから食べるというところだったのだけど、 家族は、 あたしが自分から部屋を出てくるまであたしを呼ばなかった。
あたしは家族に恵まれた、と心から思う。 ありがとう。
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