under one umbrella

2005年01月13日(木) 知らないからかな。


厄日としか言えないような1日を過ごした。
荒みきった心を、
誰にも言えない方法で癒した。

秘密。
その言葉の響きの甘さに、また癒された。






私は、
自他共に認める、メガネフェチである。
偉そうに書くことでも、ないんだけれども。



しょっちゅう、

「あ、カッコいいメガネ君がいる♪」

とか言って大学で笑っているので、
寺島とのプリクラを見せると、

「またメガネだ」

とか何とか毒づかれる。




愛しい寺島君は、メガネ君なのです。




しかしながら寺島を好きになったのは、
メガネだから好きになったわけじゃ、ない。


そう寺島に言うと、

「じゃぁ俺のどこが好きなんだ」

とか聞いてきて、答えに困ったので、
もう言わないことにしている。


君を好きな理由なんかないんだってば。






確かに。
寺島をカッコいいと思う気持ちは、ある。
でも後付け。


もし寺島との出逢いが、
例えばただ、電車で毎日乗り合うだけの人だったとしたら、
私は、あ、メガネかけてる人、という目で見るだろうけど、
「カッコいいメガネ君」の範囲には入らないのだ。

と言うと、他の人は皆意外な顔をする。
盲目的に寺島に恋する私しか、知らないからかな。


寺島のこと好きだから、カッコよく見えるんです。
でもこれって、寺島にしてみれば、
結構傷つくのだろうな。




メガネを外した寺島の顔には、大分慣れたけど。
外していた寺島が、メガネをまたかけると、
ドキリとする。

そのギャップが好き。




意外に長い、睫毛が好き。
その下にある、
全てを見透かすような真っ直ぐな瞳も好き。






そうだね。
後付けの好きなところなら、
1日かけてでも話してあげる。
それを全部あなたの前に並べきったら、
あなたは満足するかしら?


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