under one umbrella

2004年12月01日(水) もう残されていない


会う度に、思う。
終わりなんだな、と。


何にも変わらない。
会って、喋って、抱き合って。
笑って、からかって、眠って。


でも、それだけ。



「本命はいない」
とあなたが口走って、
別に悲しい顔をした覚えはなかったけど、

「あ、やっぱりそうなんだ、どうしようとか思ったでしょ」

とか言われた。


どうしようなんて、今更思わないけど、
やっぱり、って思ってた。





そろそろ、見切りをつけるべきですか?
本命じゃないと言われるのはかまわないけど、
本命じゃない人でも抱ける、と、
要するに彼は言うのです。
自ら。


だから、あぁ終わりだなって思うんです。
あたしが、彼を信じる余地が。
もう残されていないんです。



新しい彼女が出来るまで放っておくなんて、怠惰ですか?
やはり、言わなければなりませんか?


あたしが、選ばなければならないんですか?





ねぇ、あなたは気づいていましたか?


↑ENPITU VOTE.




きっと、あたしが彼に与えてるものなんて、
ささやかなんです。

↑NikkiSite VOTE.



新しく歩き出すべきなんですか。
本当は、恐ろしく簡単なことなのでしょう。



あたしはただの、臆病者。
手を離して進むことはおろか、
愛していることさえ、言えない。



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