「DESTINY」がよかったな、と、 あたしの服を見てあなたは言ったけれど、 そんな重たい言葉を着て歩く気にはなれないの。 運命の存在意義なんてわかりたくもない。
あなたとあたしの運命はどうなっているんだろう。 藤原が、 「他の人を探すしかないね」 って言ったかと思えば、 「お前らの結婚式は歌ってやる」 って言ったりするから、 どのビジョンがあたし達に見えるのかわからない。
そういう他人のビジョンって大事だと、 寺島が言うから可笑しい。
運命の赤い糸。 なんてものは、何本もあるんですよと、 高校生のとき講演にいらした、産婦人科の先生が仰っていた。 リアルで笑えた。 だから男を信用しちゃいけませんと(先生は男性でいらしたけど)。
-----------------
今日の昼間に更新した「2時間、3時間」は、 10月16日に移動させました。 よろしかったらindexからどうぞ。
デザイン変更に伴い、リンクページ更新しました。 それにしても、私はよくデザインを変える。 元々が、浮気性なのです。
この間幸子が家に泊まったとき、 過去に好きになった人を数えてみたら、
諦めたけど、後でまた気持ちが復活したものも含めたのでのべ。
幸子いわく、中学時代、 1日で変わったこともあるらしい。 そこまでなかったと自分は記憶しているんだけれど、 簡単に気持ちを捨てていた感覚は残っているので、 そんなもんだったんだろう。
今でも、いつも藤原に違う男の人の名前を教えている気がする。 バイト先の人だの、ゼミが同じ人だの。
想いが1年以上続いているのは、寺島だけ。 そういう意味でも、 寺島は初めての人。
|