under one umbrella

2004年10月01日(金) 多分ただの


昨日のいっときだけ、アップしていた文章。
見た人は、どれくらいいたんだろう。



寺島を捨てることを決めたと、書いてた。
今もそれは、変わってない。




電話で、寺島と今井の話をしながら。
この苦しさをどうすればいいんだろうと、無意識にしてたのかもしれない。
耳の片方で、竜崎君の歌声を思い出そうとしてた。
心の片方で、彼のことを考えてた。
けれど、理性ではなく。





学校へ向かう電車の中で、不意に、
寺島を諦めよう、と思った。
とても不思議だけど、寺島を諦めようと思ったのは、
4年ぶりくらい。
でも4年前と同じように、決めることが出来た。
抑えきれずに、携帯から日記を書いた。


捨てる、なんて書いたのは、多分ただの嫌がらせ。



学校から帰るときはずっと、
竜崎君の好きなポルノグラフィティを、聴いていた。
絶え間なく聴いていなければ、
あたしが壊れてしまうような気がしている。
今も。

家で、考えを整理して、日記を書き直した。






深夜に、寺島と電話をした。
辛いような、幸せなような。
更に深夜、
とても中途半端な気持ちで、家を出た。


↑VOTE.



部屋から出てきてくれた寺島の手をつかむと、
それはとても冷たかった。
あたしといると、温まる。
ならば、未来の無いセックスもかまわない、と思えた。


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