どんなに言葉を書き並べても。 どんなに愛を語っても。 どんなに平気な顔をしていても。
あたしは結局、ただ「流されている」だけなのに、 それを必死で正当化している。 それがあたしの正体。
いつもいつも、理由を探している。
たった2通の、寺島からのメール。 あたしを拒否「しているような」内容。 真実は知らない。 多分、何でもないこと。 今、この日記を書いている瞬間は、 いつもどおりメールしているし。 ただの冗談だったんだろう。
だけど過剰反応してた自分に、愛想が尽く。 日記も書けずに、自転車で走った。 ずっと、大丈夫だと言い聞かせていた。
1人が怖いわけじゃない。 独りじゃないと知ってるから。
じゃぁ何が怖かったんだ。 何かもやもやして。 ぐずぐずしていた。
立川さんのことは、何にも、 本当に何にもなかったのに。 悔しい。
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