一晩、癒されてみた。 漫画。小説。ネット。
それでも日記を書く画面にくると、夕べのあたしのまんま。 先の見えない苦しさと孤独に、打ちのめされて。
寺島が電話にうてあってくれなかったら。 どうなっていたんだろう。
寺島は電話で、 自分は変わったと言った。 あたしを励ましながら思ったと、言った。
それはつまり、前ほど親身というか、 真剣に相手の悩みを分析してどうこうとしなくなったことだと思うのだが。
今のあたしは、寺島がそうなってしまったこれまでが、 ちょっとだけ、わかる気がしている。
でも要するに寺島は、 あたしの「恋心」を見たくないのだな、と思う。 「恋心」というよりも、これまで積もり積もった感情だったけれど、 それが混ざっていることは間違いない。
幸せな日があれば、辛い日もある。 そんな風に、恋心を割り切ろうと決めたことを思い出した。 ちょっと前のことなのに、情けない。
夕べ、その恋心は久しぶりに軋んで、悲鳴を上げていた。 ゴスペラーズの「ひとり」がしみた。 けれど聴けるだけ、幸せだと思った。
本を読もうと思った。 読めないときもあったから、読めるって幸せだと思った。
寺島を思い出した。 夕べの辛いことも思い出したけど、よく考えたら、 その直前に嬉しいこともしてくれてた。 それ1つで、元気が出た。
あぁ。 また、頑張らなきゃね。
前日の日記は、同じ話題ですが、 これよりどろどろしていて支離滅裂です。 でもちょっとだけ、事情がわかるかもしれません。 興味のある方は、どうぞ。
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