2003年06月27日(金) |
これまで見たことがないほど |
「恋人」だったから寺島を好きだったのか、 寺島を好きだから「恋人」だったのか、わからなくて、苦しかった。 どちらかと言えば、前者だったような気がして、自己嫌悪で吐きそうだった。
だけど嫌いな人の恋人は、いくら「恋人」という立場が気持ちよくても、嫌だろう。 好きは好きだったんだ。 そう思うことで自分を納得させようと思ったけれど。 それは心に小さくシミになって、消えないような気がした。
シミもろとも、心を焼き尽くしてゆく炎。 久しぶりに再会したそれは、これまで見たことがないほど、燃え上がった。
|