書きかけていた長文をなんとか終わらせて、了解の文章を書いて、1人でくすくす笑いながら、メールを送信した。いつも受け身な彼が、自分からメールくれたり、会う約束をしてくれること。それがとても、嬉しかった。当日駅を出ると、彼が待ってくれていた。そのことに驚いたのも束の間、「塾サボってきた」ってセリフにまた驚いた。↑VOTE.……え?彼の口調の弱気さに、あたしはほんの少しだけ途惑い、答えに迷った。