NORI-☆
My追加
TRY & ERROR
ここ数ヶ月の間、職場でとあるダイエット法が流行っていて、 同僚が何人かチャレンジして、けっこう成果をあげている。 2週間、3食それぞれに採るべき食品が定められていて、 メニュー自体は、野菜をたくさん採って でんぷん質と脂質を徹底的にカットする、 が基本なのでわりとわかりやすいし、 品目を守れば量はどれだけ食べてもよい、というところも けっこう続けられるポイントらしい。 ただし、途中でメニューを守れなくなったら、 初めから繰り返さないとだめ、ということで、 外回りのときの昼食は悩みの種らしい。 しかし、何といっても同僚たちにとって最大のネックは 「2週間の禁酒」だという。 それを聞いて思わず「そこだけなら完璧に守れる!」と思ったが、 独身やDINKSの同僚たちと違って、 家族の食事を作らなければならない身としては むしろ自分一人だけ違うメニューにする、 ということが一番のネックになりそうだと思っていた。 「絶対いいですから、やってみてください!」と メニューのコピーを渡されたけれど、 冷蔵庫にマグネットで留めたまま2ヶ月以上放置していた。 (彼女がわざさざコピーを取ってくれたのは 私を見てダイエットの必要を感じたからなのだと そのとき気付かなかったのは、全く間抜けな話である) 実は私は、生まれてこの方、 一瞬たりとも「やせている」という状態を経験したことがない。 (全然自慢にならないが(^^;)) にもかかわらず、ダイエットというやつを試みたことがない、 誠に能天気な女であった。 子供の頃から常に「健康的」で「はち切れんばかり」で、 確かにほっそりした体型への憧れはあったが、 まあ洋服のサイズもとりあえず普通だし、 多少着こなしに難があったとしても、 「食べる幸せ」を放棄してまでやせなくても… と思ってここまで順調な右肩上がりを描いてきたのである。 が…… そんな私が、ついにダイエットを決意した。 先日会社で大勢人が集まる機会があり、 かなり久し振りに会った昔の上司などから、 3人連続して 「太ったね」「丸くなったね」「どうしたの?」 と言われたのが、さすがにショックだったのである。 …というか、 最近太ってるよなぁ…そろそろまずいなぁ… と自分でも思っていたところに、 人からハッキリ言われて、 「そうか、つい口に出して言いたくなるほどだったか…」 と思い知らされたのだ。 翌日から私は早速そのダイエットメニューの実践を始めた。 私からそのメニューの話を聞いて興味を持ち 一ヶ月ほど前にコピーを持ち帰った後輩とばったり会うと、 すでに一週間試みて、成果が出ているという。 二人で社員食堂でダイエット弁当を食べることになった。 彼女の体験談などを聞きながら 私もメニューを順調にこなして4日。 そんなにお腹が空いて辛いということもなく、 けっこういけるかも?と思っていたのだが…… 「友人と楽しくおしゃべりしながらおいしいものを食べる」 という誘惑にはやっぱり克てなかった!!(TT) だって、うちに友達が遊びに来てくれて、 ご馳走作って並べて、 それを自分だけ食べないなんて、 そんなの……そんなの人の道に外れてるよね??
2001年05月18日(金)
/